学校からのお知らせ

巣立ちの時

令和5年度の教育活動は、卒業式、修了式をもって、無事終了することができました。

子供たちを支えてくださった保護者、地域の皆様、関係者の方々のおかげです。

本当にありがとうございました。

令和6年度も、力を尽くして参りますので、ご協力の程よろしくお願いします。

 

 

森から切ってきた木の命を大切にする体験教室

 3月6日,アイスプロジェクトの小助川さんを講師に,東川の家具作りの仕事や,ものづくりを通して森について学ぶ体験教室を行いました。

<しおり作り>
家具作りで出た半端な木を使って,しおり作りをしました。

まず,木をのこぎりで切ります。

次に紙やすりで木の端を薄くします。

さらに紙やすりを細かいものに変えて,全体にかけます。

ひもを通す穴を空けてもらい,さらに細かな紙やすりをかけてつるつるにします。

最後に、家具に使ったときに余った皮で作ったひもを通して出来上がりです。

 

 

<熱中する子供>

しおりの1つはその時間に仕上げました。

もう1つは持ち帰って家でやってみようということになりました。

みんな,夢中で取り組みました。

 

森から切ってきた木の命を大切にすることを学ぶ貴重な機会をいただき、

ありがとうございました。

R6.2.22道徳授業公開研修・講演会のご案内(教職員・教育関係者むけ)

R6.2.22 東川第一小学校 地域連携研修のご案内

令和5年度も、残り実質2ヶ月となりました。

本校では、重点目標「優言実幸」をめざして、子供の自己肯定感を育む言葉かけペップトークやマンガ思考、演劇的手法など、自尊感情・自己決定・コミュニケーションを育む活動を授業や日常の教育活動に取り入れています。

「学校評価アンケート」「自分アンケート」などで子供の成長をみとり、改善の成果があらわれてきました。

11月の道徳授業交流では教員研修、12月参観日では道徳授業公開、Globe授業の公開、他校への授業参観・視察・研修参加など、幅広く「子供が自分と向き合う場」のあり方について考えてきました。

道徳科では、多角的・多面的な考え方、自己を見つめる態度、自分の生き方について考える場を通して、将来の人格形成につながる思考・判断・行動力を育む関わりを重視しています。

生成AI、DX、プログラミングなど、新たな時代を生きる最新の動向への対応も視野にいれつつ、

不易な部分として、これからの「よのなかの生き方」について、

自分の頭で考える習慣をつけることが何よりも大切だと考えております。

 

これからの授業づくりを考える機会として、

今年度、最後の研修日となる2月22日、

地域連携研修の指定を受けての道徳公開授業・講演会を行います。

現在、授業改善に向けて教育課程編成を進めておりますが、本校の取組を、

縦軸(時間軸)・横軸(広域)で見つめ直し、

幅広く教育関係者と情報交流しながら、

子供が活動的になるカリキュラムを探究・設計することを構想しております。

 

年度末でご多用な中かと存じますが、未来の教育設計に参画いただけると幸甚です。

ご参加をお待ちしております。

___________________

(1)道徳授業公開研修・講演会 

「考え議論する道徳授業と学級づくりの原点~心を育てる語り~」

<研修テーマ>個別最適な学び&協働的な学び~「マンガ思考」を活用した振り返り~

<概要>講師の渡辺道治氏による「考え議論する道徳」の公開授業、授業を支えるBBQ型学級づくりの原点「心を育てる語り」の講演をもとに、個別最適な学び・協働的な学びのあり方について考える対話的な学びの研修会です。

日程:令和5年2月22日(木)12:30~15:30

会場:東川第一小学校(上川郡東川町西10号北24)

 

(2)教育関係者学習会

趣旨 子供の未来を支える教育、学習指導・生徒指導のあり方ついて、現役教師の講話や対話をもとに日常実践を見つめ直す機会とする

日時 令和6年2月22日(木)16:15~17:30

会場 東川町役場大会議室

講師:渡辺 道治氏(瀬戸SORAN小学校教諭) 

詳細・申込、開催要項は、研修案内ページからどうぞ!

東川養護学校との交流学習

12月19日、東川養護学校の低学年の子供たちが来校し、一緒に遊びを通して交流を楽しみました。

1年生~3年生は、この日に向けて、一緒に遊ぶお店づくり自分たちで工夫して準備してきました。

看板、お店に来てもらってから遊び方・ルールの説明、遊びが終わったあとのスタンプシールなど、どうやったら楽しんでもらえるかを何度もシュミレーションしていました。

開会式で、2年生が、はじめの挨拶をすると、子供たちから「拍手」が起きました。

校長挨拶では、最初にクイズ。

「はじめの挨拶の後に手をたたきましたね。それを何といいますか?」(拍手)

その後、ようこその気持ちをこめて「拍手」、次に、仲良くなるためにエアーで「握手」をしました。

そして、みんなで仲良く遊ぶために、「空気の玉」でキャッチボールをして遊び、
「一緒に楽しみましょう!」(おー!)と、ペップトークで背中を押しました。

3つのグループに分かれて自己紹介した後、体を動かし手を合わせながら歌をうたって交流を楽しみました。

そして、いよいよ、子供たちが用意したお店が開店。

養護学校の子供たちが思い思いの活動を全身で満喫する様子、一小っ子が優しく案内する姿、みんな嬉しそうな表情でした。

 

車こーなー(パズル・神経衰弱)

ダンス

輪投げ

つり

ぬり絵

 

 

終わりの会では、養護学校の校長先生からご挨拶をいただきました。

「キャッチボールができた人?」との問いかけに、手を挙げて応える姿がみられました。

おまけの”秘密のお話し”では、会場が「えっーーーーー」と驚きの声が起きました。

エピソードから”心のキャッチボール”が生まれた貴重な体験ができました。

 

最後に、一小っ子がメダルのプレゼントを渡しました。

帰りぎわには、「また来年会いましょう」と手を振り、

バスが出発するまで見送る姿がみられました。

 

感想発表では、

「今日はいっぱいお客さんが来て疲れたけど、お店にきてくれてうれしかった。」

など、

みんなの前で堂々と話をすること。

やさしい言葉で関わること。

笑顔で一緒に楽しむこと。

相手のことを考えてまってあげること

など、それぞれの子供が、これまでには見られなかった成長を感じとった時間だったように思います。

今日も「優言実幸」の心のかたちが日常になっています。

体づくり〜ストレッチで伸びるのは筋肉だけではない〜

工事で体育館が使えない中、初雪がとけたグラウンドでサッカーをするなど授業を工夫しています。

11月16日の中休み、全校でのパワフルタイムが行われました。学芸会の取り組みもあって、2ヶ月ぶりの開催です。

パワフルタイムは月に1回程度、体力テストの種目を行うなど、定期的に体の状態を把握できる機会を設けて、運動習慣の意識づけをしています。

 

今回のメニューには、その分析から明らかになった課題の1つである”柔軟性”を養う内容を取り入れ、

町からスポーツ指導者を招いて、15分間のポイント練習を行いました。

 

講師の中川さんは、スポーツクラブや高校の部活動などの運動指導もされており、多様な経験を生かして、短時間の中でも効果を高める運動プログラムを用意してくださいました。

子供たちにとっては、自分の体の変化を体感し運動習慣づくりに向けた”やる気”を高める機会となりました。

また、教師陣にとっては、運動指導の基本を学ぶ機会にもなりました。

その基本の流れを抜粋し、写真を入れて解説します。

(実際に体を動かしていただければ、その効果を体感していただけることと思います。

かなり効き目があるので、体に無理のない範囲でお試しいただければ幸いです。)

 

初めに、体の状態をモニタリングし、運動メニュー後の状態と比較するためのポーズを取ります。

<モニタリング(事前)>

1前屈確認

2長座体前屈ストレッチ(確認)

<ポイント練習5>

①クラウチングスタート 左右3秒キープ×5回

②ジャックナイフストレッチ 3秒キープ×5回

<ポイント解説>

これらの動きをする時に、足の太ももの裏側(ハムストリングス)を伸ばすことに加えて、お腹側も意識することをアドバイスされました。

体の前側と後側の相互作用で、体のバランスや柔軟性が保たれていることを、”視覚”と”聴覚”と”体感覚”を総動員してわかりやすく、伝えてくださいました。

③ハンドウォーク 5回分

④アンクルエクステンション 左右3秒キープ5回

⑤開脚AST

<モニタリング(事後)>

1前屈確認

2長座体前屈ストレッチ(確認)

 

✨感動体験で変わる子供の声✨

事後モニタリングをすると、子供たちは体の変化に気づき「おお!」「変わった!」「やわらかくなった!」と、喜びの声をあげていました。

15分間のメニューを終えて、「体が変わった人?」とハンズアップ動作で尋ねた時の様子です。

【記事タイトルから探究する学びへ】

〜ストレッチで伸びるのは筋肉だけではない〜

問:他に伸びたものは何でしょう?

「天井に突き刺さるような子供の手」、「やる気」、「指導者の腕」、他にもあるかもしれませんね。

 

指導者目線で解説します。

このようにダイレクトな効果反応が起きるのが”優れた授業の組み立て”(技術)です。

そして、見本を見せる、示範する”技”も必要です。

闇雲に何か体を動かせば効果が出るわけではなく、正しい”技術”と”技能”を学ぶことが大切です。
”探究的な学び”の実現に向けて、難しく考えることはありません。
先生が探究すれば子供も探究します。

これから教員を目指す方、部活動指導員や地域のクラブなどで子供の運動指導に関わる方には、子供のやる気を引き出す関わり方を参考にしていただきたいです。

そして、現場の先生方も、これまで培った技量に磨きをかけるために、

「すべては子供たちのために」、「全ての子供たちのために」、

そして、ご自身の体のパフォーマンスを良い状態にするためにも、挑戦・学び続ける姿勢を大切にしていただけたらと思います。

(かくいう私、腰痛予備軍です。久々に子供と一緒に動きましたら、”パワフルタイム”の名の通り、パワフルなメニューが体にこたえました…。)

 

✨「目的論」思考〜ネガティブをポジティブな力に変える「できる」を口にする習慣づくり〜✨

<運動の目的>
ちなみに、ストレッチには静的ストレッチと動的ストレッチがあります。

静的ストレッチは、上記メニューのように、主に怪我を防ぐために体の柔軟性を保つことを目的としています。

ラジオ体操には静的ストレッチと動的ストレッチの両方が入っています。

「♪〜足を閉じて両足跳び」は、ジャンプなので動的ストレッチです。

例えば、ランニングは”前方に移動する連続ジャンプ”の運動です。ですから、準備運動は動的ストレッチの方が適切です。

このように、主に行う運動の目的に合わせて、適切な準備体操を行うことが大切です。

 

<目的論思考> 

何かを目指す、できるようになりたい(させたい)なら、

「どうやったらできるか」を口に出すこと。

これが目的論思考です。目的に応じて、その手段が変わります。

身体だけでなく”思考にも柔軟性”が必要です。

この思考が身につけば、感動を生み出す工夫ができるようになります。

できないのは、コンフォートゾーンから抜け出すことを諦めている、やろうとしていないだけなのです。

自分だけの力でできないなら、人の力を借りる、他の成功事例を真似するのも一つの方法です。

自分はできるを信じる、”自己肯定感”を保つ言葉を口にすることが始まりです。

(どうやったら空を飛べるんだろう・・・)

今、飛行機で世界を移動することができることが、昔は、当たり前ではなかったように、勘違いのような思い込みと探究心が未来を変えていくのだと思います。

 

<真の目的は?>

とはいえ、無謀、無理は禁物です。命を守る準備は大切です。運動というのは命を守ための術を身につける練習という位置付けもできるのではないかと思います。

指導者だけでなく、保護者の方々や一般の皆様方も健康第一で、お身体を適度な刺激を与えつつ、くれぐれもお大事に・・・。

(お礼)今回の会場は、学校前の自治会館です。一日防災学校の折には、自治会・敬老会の方々も一緒に合同授業を行うなど、いつもお世話になっております。ご協力に感謝申し上げます。

✨運動習慣づくりに向けて〜朝の体力づくりの効果✨

 講師の先生は、12月のパワフルタイムにもお越しいただけることになっています。事後の談話で、放課後の過ごし方など日々の習慣づくりについて話題になりました。

運動でバランス能力や空間認知、上肢・下肢の供応動作など調整力を鍛えることで、記憶力・思考力・判断力などの知的思考の活性化が期待できること。

また、運動習慣について授業で意識づけはできますが、それを日常の活動や、放課後、家に帰ってからの遊びなどと関連づけをすることが大切だということ。

 今年度、朝のたてわり活動を導入、音読で声を出す、カルタ、リトミックや軽くランニングをしてから太鼓を打つなど、リズム感を養い、「音楽」と「運動」を継続してきました。その中で子供たちの記憶力・リズム感の伸びが著しいこともお伝えしましたら、「とてもいい取り組みですね」とコメントをいただきました。

 他の体力テストの種目で課題となっている「反復横跳び」「立ち幅跳び」「50m走」について、”瞬発力”、”調整力”、”リズム感”を養う運動として、

音楽にあわせて行う「リズムステップ」、「リズムジャンプなどを体力づくりの練習メニューに効果的に取り入れる工夫についてもアドバイスいただきました。

 今後も、朝のチャレンジタイムや授業など、継続的に外部講師の方と一緒に練習できる機会を設け、「できるようになったよ」、「またやりたいな」などの子供の喜びの声を聞けることを楽しみにしております。

今後ともご協力をよろしくお願いします。

マンガ思考@寺田さん便りから~福島県大熊町の学び舎ゆめの森にて~

今年春に開校になった福島県大熊町の「学び舎 ゆめの森」にて、マンガ思考でお世話になった寺田彩乃さんが授業をされたとのお知らせをいただきました。

【日々の記録】漫画で自分の気持ちと向き合う

そのページで紹介されていた学校は、幼稚園、小学部、中学部まで共に学ぶ空間がデザインされています。

ブログを読んでいると、演劇に取り組んでいる様子も紹介されています。

子供が毎日ワクワクして学び、支える”おとな”も微笑みながら成長の姿を応援する様子を想像します。

 

今、本校で起きている現象も、この学びと通じる部分が多々あります。

 

学芸会で披露する演劇では、

普段はみせないような台詞や演技をみせる子がいます。

 

学芸会になると、人前で話をする、コミュニケーションをとるのが苦手な子が活躍することがあります。

それは、普段、本来の姿を発揮してなかったということかもしれません。

 

演劇的手法を取り入れた対話は、他者目線で自分自身をみるなど、これからの学びに必要な資質を身につける環境をつくるものです。

 

 

しかしながら、これまでの日本の教育を振り返ると、

大人の言われた通りにする、成果・正解を最短で出すことを重視しすぎたために、

自信をなくす、挑戦をやめて諦める、内に閉じこもる、など、

残念な事態を招いてきたことが指摘されています。

 

その状況を改革しようという動きが各地で起きています。

 

教育関係者の方々にはご覧いただきたいです。

 

<参考記事>

【第5回】青森県教育改革有識者会議実施内容まとめ

人づくり国づくり【第903回】大谷 真樹 青森県知事参与(青森県教育改革有識者会議議長)

『学校が変わる千載一遇の機会』日本教育新聞

https://www.kyoiku-press.com/post-series/series-263747/

 

 

 

 

絶賛!「対話」で創作を楽しむ子~心に響く”まーちゃん”太鼓教室③

10/18木、”まーちゃん”太鼓教室の最終回。

初めての出会いから、約半年。

1回目、演奏の楽しさを味わうこと。

2回目、一緒に新しいフレーズを練習したこと。

その後、自分たちで曲づくりを工夫してきたこと。

子供たちと支える先生たちの様々な思い、

たてわり班で取り組んできた練習の成果が、新曲の中に織り込まれています。

 

「滝にかかる虹」という創作曲を披露する初めての本番です。

冒頭、先生から、送り出しのペップトーク。

「学芸会にむけて演奏を観てもらってアドバイスをいただきましょう。心の準備はいい?」

しなやかに頷く子供たち、凜とした空気の中、

6年生3人と、スタートのたてわり班が太鼓の前に並びました。

「そーれ!」で勢いのある音が奏でられ、

合間に、「ドン(せいっ!)ドンドンドン(せいっ!)」とかけ声が入ります。

 

最初のチームが終わると、6年生3人が間をつなぎます。

その出入りの様子をみて、3人のリーダーたちはニコニコと笑みを浮かべています。

(うまくいっているぞ・・・)

次のチームがそろったところで、バチの合図で2ndのメロディーが入ります。

「せーの!」

チームによってリーダーの合図も変わります。

 

 

2度のチーム入れ替え、

つなぎのフレーズもオリジナリティが入ります。

誰かが用意した譜面通りではなく、

一小っ子が「創作」した工夫の後が響きとなって心に伝わってきます。

そして、スピード感のある盆太鼓の節で全員が揃い、

壮大な音量で一小っ子が受け継いできたリズムを打ち、

工夫したフィナーレで締めました。

 

 

終わった瞬間、まーちゃんは「ピーっ!」と口笛を鳴らし、拍手喝采。

「小学生でこのフレーズができるのは凄い!」と感嘆されました。

(そのフレーズを教えたのは、まーちゃんでしょ・・・とツッコミたくなりました。)

 

さらに、よくするためのポイントを話し合いました。

各チームごとに、声の出し方や、バチの打ちおろしなど、再度チャレンジし、相互に良かったところを伝え合います。

「Aさんの笑顔が良かった!」

「Bさんの声が大きくて良かった!」

「Cさんの打ちおろしがかっこよかった!」

次々と意見が出され、お互いを励ましあう表情やリアクションが素敵でした。

 

また、3グループの入れ替えの場面で、まーちゃんから、バチを鳴らすアイデアをいただき、その練習もしてみました。

「バチでリズムをうちながら、声を出す」

「これはとっても高いレベルのこと」とまーちゃんは言いながら、

(タン タン タ タン せいっ!)とリードする。

すると、子供たちは真似してスーッと挑戦に向かう。

まーちゃんみたいにカッコ良く打ちたいという願いが伝わってきます。

「音を通じた心の対話」

が相互のコミュニケーションを生み出し、チームが結束する力が高まる様子が見て取れました。

この通りに本番で演奏するのではなく、

こういうやり方もあるよというアイデアを生かして、

自分たちで工夫していく過程にこそ価値があると考えています。

 

休憩後、合唱曲TOMORROWを聴いていただきました。

2部合唱の曲は、音色を揃えて声を出すことは難しいですが、

高い音を伸ばす、低い音で支えるなど、

自分の役割を声で表現することも練習しました。

とにかく、表現するのが楽しい様子が伝わってきて、これもまた絶賛でした。

「あとは細かいところを、先生から聞いて、みんなで練習してね。」

 

最後に、まーちゃんが南米の楽器をリレーで演奏、

合間には床を叩くなど、演奏が川の流れように展開していきます。

そして、ドラムを打ちながら歌声も披露します。

♪みんなで歌おうラララー

この曲を聴くのは3度目、音よりも歌詞に意識が向かったようです。

 

「生きていれば苦しいこともあるけれど・・・」

楽しく前向きに生きていこうよというメッセージが心に響いたようでした。

 

3度も学校に来て、生の演奏を聴かせていただくことに加えて、

自分たちの学びをサポートしてくださったことに子供たちはとても喜びを感じていました。

 

学芸会本番での子供たちの演奏は、一つの通過点ですが、

そこには、これまでの学びの楽しさを味わうこと、

これから先に向かう新たな発見があることと思います。

多くの方に、ご来場いただけると嬉しいです。

 

最後まで、お読みいただき、ありがとうございました。

<特別ペップ授業>「千と千尋の神隠し」の挿入歌「あの日の川へ」を作曲された歌手”う~み”さんの出前授業でペップソング「アファームミー」を歌う<マンガ思考振り返り>

<後期始業式・セレモニー@う〜みさん出前授業>

ドラマチックな幕開けとなった後期の始業式のあと、プロ歌手による出前授業。

全校児童は笑いの渦の中で、心を開き、自己発揮!大人の心に感動をもたらす歌声を披露!

その授業とは・・・?

アフターライブのはじまり、はじまり、はじまり~~~~~(拍子木)

 

今日はハワイから来ました!(えー!)

日本も世界でもいろんなところで歌ってるの。

初めに、この曲わかるかな。

わかったら、「わかった」とか言わないで、心の中で返事してね。

 

♪~ピアノが流れる・・・(突如、演奏やめて、)

「ちょっと待って、顔に出てる!」(大笑い)

そうよ!「千と千尋の神隠し」。

今、聞いた曲はこの映画の中で1箇所しか使ってない。どこだと思う?

(子供たち口々に映画のシーンを語る、混線通話のような対話が続く・・・)

そう、お地蔵さんみたいなものが出た時、

千尋がやばいって!なんとなく嫌な予感がしたんよ。

 そういう感覚ってある?

(あるある!)

私もある。全然知らないアメリカの道でざわっとした。

そしたら、そこはスラム街だった。

 

 

でね。この曲が流れるときに、キーワードが出てくるの。

今度、映画観るときに気にしてみてね。

~間奏~

 

そして、

「この曲を歌っていたのが私、う〜みです。」

(え~~~~~~~~~~~~~~~~っ!)

聴いてください。

♪ラララララ~

(盛大な拍手)パンパンッ👏

じゃあ、みんからのリクエスト曲を歌おう!

立ってください。

エーデルワイス

歌詞がわかんなくなったら、そっから、ラララでごまかしちゃえばいいんだ。

ワハハ~~~~(^0^)/

次、ドレミの歌!いくよ~!

(♪どーんな~ときにも~ れつを~くんで~)

うーみさんの作曲のペップアップソング

「アファームミー」を一緒に手拍子と手話でどんどん盛り上がっていく音楽室。

「できる! できる! 君なら~ できる~」

声のボリュームパワーアップ、

楽しさ満開の笑顔!

そして、最後は、

はじめてあわせに挑戦する2部合唱曲、「Tomorrow 」

 

(曲の途中から、突如の2部合唱。びっくりして、うーみさんが仰け反る)


先生たちも思わず一緒に大合唱!心が洗われる、心地よい歌声。

<泣きながら心の声>(こんなに声が出るんだ~~~~~!!)曲が終わって、「うーみさん、何かアドバイスをお願いします。」

何もいうことない!そのままでいい!

しかも曲の終わりと同時にチャイムがなる。サイコー!

 

休み時間には、独学でピアノをしている子とうーみさんの連弾やら、サイン会やら、交流を楽しみました。

 

<子供の感想>

低学年

・千と千尋の神隠しの歌を歌っていてびっくりしました。
・大きな声、きれいな声すてきだなあと思いました。
・高い声がすごいなあと思った。
・歌が上手でした。

中学年

 

この日の授業のために、影で応援してくださった地域のボランティアの方が来校。

前日に行われた、10/1夢を叶えるペップトーク講演会&音楽会の関係者2名が参観されました。

学校と地域をつなぐことで、子供たちの素敵な体験ドラマが起きます。

 

すべての関係の皆様方に感謝申し上げます。

リンク>

2時間目、うーみさんの”今を生きる”キャリア教育授業

(高学年 授業感想「マンガ思考」ふりかえり)

 

 

非認知能力を育む一小太鼓アップデート大作戦!

2023年、一小太鼓の活動は新曲への挑戦を目指しています。

4月から、朝、たてわり班で太鼓活動を始めました。

三宅島太鼓をモデルに横打ちに挑戦。足幅を広げて、姿勢を低くして打てる体づくりをすることがねらいです。

建物の基礎を作るように、「足場固め」が大切です。

そして、使っていなかった大太鼓・和太鼓を含めて19台の全ての太鼓で、全員で太鼓を叩く体験をしました。

ここまでが、第1段階。ギア1

 

次は、たてわり班で創作に挑戦です。

ドラマーの木村正人さんに南米の太鼓などの多様なリズムを習い、自由に打つ体験をしました。

そして、チームに分かれて曲を打つ活動を始めました。

これを元に、40周年記念出前授業で北海若衆太鼓のメンバーの力を借りて、勇壮な演奏を聴き、一緒に創作活動を体験しました。

たてわり3チームに分かれて、それぞれが曲作りを通して、

心で打つ、声を出す、構え、など、仲間と共に創り上げる楽しさを味わいました。

この経験をもとに、町のお祭りでは、これまで長年取り組んできた3曲を編曲するアクションが生まれました。

その成果を町のどんとこい祭りで披露することができました。

また、第一自治振興会のふるさと祭りでは、盆太鼓の練習するために、羽衣太鼓まで通うなど自主的に参加する子が増え、主体的な活動を楽しむ子供の様子が見られるようになりました。

ここまでが第2段階。ギア2

 

そして、夏休み明け、工事で体育館が使えない状況でも、特別教室などに太鼓を振り分け、たてわり班に分かれて新曲創作練習が始まりました。

その取り組みの成果を、10月30日の学芸会で披露する予定になっています。

リーダーの6年生を中心に、子供たちが自分たちで練習を進めています。

先生は、楽譜起こしや、曲のつなぎ目での声出しなど、サポートに徹しています。

9月5日、しばらくぶりに太鼓練習では、みんな楽しそうに打つ様子が見られました。

これからの進化をお楽しみに!

 

 

 

 

 

RUN RUN走り方教室

持久走記録会に向けて、生涯学習課から2名の講師を迎えて体育の出前授業を行いました。

昨年は運動会の全校リレーと2回の教室を行いましたが、

今年は持久走に特化した内容を、主体的な態度を育成する観点から、日常のトレーニングに活かすという新たな視点を踏まえて指導いただきました。

 

初めに、講師の中川さんが問いを出しました。

「長く走るにはどうしたらいいかな?」

(歩幅を広くする)

それだと、太もももの筋肉をたくさん使うのでつかれてしまう。

そこで、小さな歩幅で、1、2、1、2と走る。では、練習してみよう。

フープの中で、1、2と2歩ずつステップを踏みます。

コーンを目安にスキップ、そのまま太ももをあげてリズミカルに進みます。

 

<励ましの言葉かけ>

講師のアレックスさんは、子供がチャレンジするたびに、

「ナイス!」「すごい!」と声をかけてペップな言葉かけをする、

戻ってくる時にはハイタッチするなど、

練習の過程や前向きな態度を認め、励ます、関わりをされていました。

 

 

 

最後に練習したことを活かして、3周走りました。

<授業のまとめ>

振り返りでは、学んだことを今後に活かそうと考える子供の姿が見えました。

<授業後の子供の振り返り>

 

 

 

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令和5年度の教育活動は、卒業式、修了式をもって、無事終了することができました。 子供たちを支えてくださった保護者、地域の皆様、関係者の方々のおかげです。 本当にありがとうございました。 令和6年度も、力を尽くして参りますので、ご協力の程よろしくお願いします。    
たてわりホームの活動で積み上げてきた自己選択・自己決定する力、協働する力が成果となってきました。 朝の活動では、互いに声をかけあいながら、上の学年が下の学年に伝えるなどの学び合いが自然に行われています。 <2・3・4年生全員で太鼓の練習をする場面> <4年生が2・3年生に基本リズムを伝える場面>   別教室では、リズムジャンプで体づくりをしています。 上半身と下半身で違う動きをする練習で、調整力やリズム感を養います。 ラインを2本使って、廊下と教室をグルグル回るサーキットのように場を工夫しています。 担当の先生も出来るかぎり一緒に活動に参加して子供たちのやる気を後押ししています。 足を交差して、逆交差と連続ジャンプのたびに、手の動きも変えてリズミカルにジャンプしています。 これは、リズムトレーニングというものですが、太鼓と同じで全身運動です。 上肢・下肢のコーディネーション力が鍛えられます。 はじめは、うまく出来なくても、やろうとすることで脳に刺激が伝わり、次第にできるようになります。 リズム感がよくなれば太鼓も上達していくと想定し、 基礎感覚を養うことをねらいとしています。   どんな活動でも、...
 3月6日,アイスプロジェクトの小助川さんを講師に,東川の家具作りの仕事や,ものづくりを通して森について学ぶ体験教室を行いました。 <しおり作り>家具作りで出た半端な木を使って,しおり作りをしました。 まず,木をのこぎりで切ります。 次に紙やすりで木の端を薄くします。 さらに紙やすりを細かいものに変えて,全体にかけます。 ひもを通す穴を空けてもらい,さらに細かな紙やすりをかけてつるつるにします。 最後に、家具に使ったときに余った皮で作ったひもを通して出来上がりです。     <熱中する子供> しおりの1つはその時間に仕上げました。 もう1つは持ち帰って家でやってみようということになりました。 みんな,夢中で取り組みました。   森から切ってきた木の命を大切にすることを学ぶ貴重な機会をいただき、 ありがとうございました。
授業レビュー<学級担任から>【道徳 特別授業】 22日(木),愛知県の瀬戸SOLAN小学校の渡辺道治先生に道徳の授業をしていただきました。たくさんの先生方が参観している中でしたが,渡辺先生のお話に引き込まれ,集中して取り組みました。 はじめは,いろいろなクイズをしながら,勉強のコツを教わりました。算数のコツでは,「四角形はいくつ?」の問題に正解が出せず,何度も×をつけてもらいながら,「×がついている数だけ挑戦した証拠」とほめてもらい,算数のコツを「間違いの過程を楽しむ」と教わりました。そして,すべての勉強のコツを「できるまであきらめない」とも教わりました。その後,半身不随になっても口で筆をくわえて詩や絵をかき続けた星野富弘さんの話が取り上げられ,詩の一部分を想像しながら,あきらめないでがんばることや感謝の気持ちをもつことの大切さを学びました。 幸せに生きる人生のコツは,「ありがとう」の気持ちを忘れないことだそうです。3月はたくさんの「ありがとう」を伝えたいと思います。   (グラッフィックレコーディング あいであふぁくとりー Sakurai Mai 様)   【子どものノートから】 ・いろいろな勉強のコツが知れ...
2/4日、PTA主催のジャンボ一小巻き大会が行われました。 始めにこれまでの取組の動画を視聴しイメージづくりをしました。 その後、会場設置、寿司飯、具材の3つの班に分かれて、準備作業を行いました。 レシピを確認する、机の配置、具材の作り方、並べ方の段取りを相談するなど、 細かい打合せをして進められていきました。 子供たちも作業のポイントをよく聴いて自分から進んで準備作業に取り組みました。 ・「一小」の形に「巻文字」に机を配置し、台紙の上に海苔の下地をつくります。 ・12kgの米を二つのガス釜で炊き、炊き上がったら酢と混ぜて寿司飯をつくります。 ・きゅうり、かんぴょう、しいたけ、厚焼きたまごを切って順番にトレーに並べる。 そして、1時間半ほどで巻物の準備が整いました。 長机4~5本に長い海苔巻きの材料が並べられていきます。 寿司飯を均等に広げ、きゅうり、たまご、かんぴょう、しいたけ、の順に具材をのせ、 準備完了。 児童、保護者、教職員、卒業生、新一年生や小さな兄弟も含め総勢70名程が4列に並び、「せーの、一小巻き~!」の合図で巻きました。 長い巻物ができると歓声・拍手がおこりました。 ご来賓の第...