令和5年度スタート!「優言実幸」で挑戦する学校づくり

始業式、一小っ子の元気な挨拶で幕開け。短い返事の仕方一つで、一年間の子供の成長の跡を実感します。 

(手の合図で、スッと立つ)

「一小っ子の皆さん」

(はいっ!)

「みんなの声を聴くと、”雨にもマケズ”のように、やる気に満ちていることが伝わってきます。」

(体育館の後ろに、大きな”雨にもマケズ”の書が掲示されています)

 

「2人の転入生が仲間になりました。もう一人いますね。」

(ああ~、そうそう)

 

「入学式で、歓迎の言葉を楽しみにしています。」

「一小っ子は、自分から挨拶ができる子供たちです。」

「できますよね。」

(ニッコリした表情)

「もう一度、やってみましょう。」

「一小っ子の皆さん」

「はいっ!」

 

「これから、今年の決意を発表します。」

一枚の書を見せました。

 

「優言実幸(ゆうげんじっこう)とよみます。声に出して言ってみましょう。」

「覚えた人?」(挙手)

「本当にいえるかな?」

(かくして、もう一度言わせます。)

「優しい言葉で幸せが実らせるという意味です。」

「そんな学校を一緒につくりましょう。」

 

 (スッと座る)

この後、「授業をします」と言って、絵画の鑑賞をしました。

大きめのグッズを見せて、「何でしょう?」と問います。

子供はきょとんとしています。

「なんとかブック、といいます。」

”スケッチブックだ!”と勘のいい子が反応。

その後、

「絵を見せます」「見たい人?」

と、じらしながらフォーカスします。

さて、どんな様子を描いた絵か、わかりますか?

(花火!)

と発見してくれました。

 

「去年、東川町でも花火大会がありました。

全国で一番有名な大会は、秋田の大曲というところでやっているそうです。

見てみたいなと、夢みています。」

「花火を見るときは、上を見上げますね。絵は得意ではないけど、その様子がわかるように、人の顔を工夫しました。」

 

「今日、見せた習字は、今日の朝、書きました。

なぜ、朝から習字ができたかというと、

いつでもできるように、整理・整頓しているからです。」

「やりたいことを始められるように、準備することが大切です。」

 

みなさん、机の周り、お部屋、自分の居場所が、”メッチャ”綺麗だという人は?

(あまり手があがらない)

「今日から3日間、まず、自分の身の回りをきれいにしましょう。」

「できますか?」

(はい)

「では、その決意をみせてもらいます。」

(全員スッと立つ)

「一小っ子の皆さん」

「はいっ!」

「優言実幸(有言実行)で、チャレンジしましょう!」

 

 この後、代表の子供たちが決意表明。

原稿なしでも内容を整理してスピーチをする様子に頼もしさを感じました。

これからの躍進する未来が楽しみです。