【一小っ子の文化】「寸劇」で培われる力

【素敵発見!日記】

「月目標を全校集会で発表・呼びかける」

多くの学校で行われている活動の一つだと思います。

一小っ子は、「寸劇」で伝える伝統文化があります。

月目標

5月は、「協力する」ことについて、児童会三役が啓発しました。

場面設定は、「使った一輪車を片付ける」です。

1 チャイムがなり、一輪車をしていたAさんが、

 「手伝って」とBさんに頼むと「いいよ」とプラスの反応をする。

 

2 同じ場面で、Bさんが「やだ」と返す。

 

2択なのかと思ったら、3番がありました。

 

3 Aさんが、通りがかった先生に「やって」と頼み、先生が仕方なく手伝う。

 

さて、正しいのはどれでしょう?

全員が1に挙手しました。

 

たったこれだけのことですが、児童会役員の中では、工夫があったようです。

 

2択なら、1はNG対応、2は正しい対応、とほぼ流れがきまっていました。

しかし、今回、1と2の順番が違ったことで、(おや?)と感じたのです。

「いつも、この順番だから変えたい」

同時に、3番を加えることを発案したというのです。

「とても達成感があったようです」との先生談。

 

その場面に先生役で登場したのは担当の先生でした。

寸劇の中ではNGなのに、リアルで登場することになった点がユニークです。

(頼まれて仕方なくなのか、やりたかったのかは不明…)

 

 

(いつもと違うぞ…)と違和感をもち、

「どうして、そうしたの?」

と問いかけることで、子供の満足度は変わってくると思います。

 

感じるアンテナをもっていて「よかった」と思う、素敵な発見でした。