学校ブログ
芸術派遣事業で楽しく表現しました!~7/16~
札幌演劇財団から3名の講師をお招きし、低・中・高でそれぞれワークショップを行
いました。全員で輪になって拍手を回したり、
言葉を使わずに色々な物を表現して渡したり
して、情報を発信するだけでなく、受信する
ことの大切さを学びました。
2 回目は、10 月です。学芸会への取組も
含め、主体性や自己肯定感、共にやり抜く力
など「非認知能力」を育んでいきます
Let’s Jump! たてわりホーム1年間の成長の奇跡
たてわりホームの活動で積み上げてきた自己選択・自己決定する力、協働する力が成果となってきました。
朝の活動では、互いに声をかけあいながら、上の学年が下の学年に伝えるなどの学び合いが自然に行われています。
<2・3・4年生全員で太鼓の練習をする場面>
<4年生が2・3年生に基本リズムを伝える場面>
別教室では、リズムジャンプで体づくりをしています。
上半身と下半身で違う動きをする練習で、調整力やリズム感を養います。
ラインを2本使って、廊下と教室をグルグル回るサーキットのように場を工夫しています。
担当の先生も出来るかぎり一緒に活動に参加して子供たちのやる気を後押ししています。
足を交差して、逆交差と連続ジャンプのたびに、手の動きも変えてリズミカルにジャンプしています。
これは、リズムトレーニングというものですが、太鼓と同じで全身運動です。
上肢・下肢のコーディネーション力が鍛えられます。
はじめは、うまく出来なくても、やろうとすることで脳に刺激が伝わり、次第にできるようになります。
リズム感がよくなれば太鼓も上達していくと想定し、
基礎感覚を養うことをねらいとしています。
どんな活動でも、自分たちで工夫して、助け合い、協力することは同じです。
たてわりホームで培ってきた成果は、今後の子供1人1人の成長のプラスになっていくと思います。
子供たちの成長の姿に拍手を送りたいです。
ジャンボ一小巻き大会
2/4日、PTA主催のジャンボ一小巻き大会が行われました。
始めにこれまでの取組の動画を視聴しイメージづくりをしました。
その後、会場設置、寿司飯、具材の3つの班に分かれて、準備作業を行いました。
レシピを確認する、机の配置、具材の作り方、並べ方の段取りを相談するなど、
細かい打合せをして進められていきました。
子供たちも作業のポイントをよく聴いて自分から進んで準備作業に取り組みました。
・「一小」の形に「巻文字」に机を配置し、台紙の上に海苔の下地をつくります。
・12kgの米を二つのガス釜で炊き、炊き上がったら酢と混ぜて寿司飯をつくります。
・きゅうり、かんぴょう、しいたけ、厚焼きたまごを切って順番にトレーに並べる。
そして、1時間半ほどで巻物の準備が整いました。
長机4~5本に長い海苔巻きの材料が並べられていきます。
寿司飯を均等に広げ、きゅうり、たまご、かんぴょう、しいたけ、の順に具材をのせ、
準備完了。
児童、保護者、教職員、卒業生、新一年生や小さな兄弟も含め総勢70名程が4列に並び、「せーの、一小巻き~!」の合図で巻きました。
長い巻物ができると歓声・拍手がおこりました。
ご来賓の第一自治振興会長さん、教育長さんも微笑みながら活動の様子をご覧いただきました。
この行事を支えてくださる地域の方々にも大変お世話になり、心から感謝申し上げます。
逆境を乗り越える学びの機会を創る
進級・卒業にむけて、子供たちが次のステージに向かう姿をイメージする時期です。
1月から始まったスキー授業をみれば、昨年は苦戦していた子が、今年は初めからリフトにのってスイスイと滑走する様子をみて、子供の成長の力に驚かされます。
たった一度の「できる気体験」や「その気体験」がもたらす自信は、次なる挑戦の基礎になります。
各地の学校の取組をみると、心温まる成長のドラマを目にします。
2023年10月、函館の中学校で行われた出前授業についての記事です。
「夢を叶える生き方を学ぶ」投稿日時 : 2023/10/13 校長
https://hakodate-kikyojhs.edumap.jp/
南極を旅した方の講話ですが、学校に招いた背景にはどんな思いがあったのでしょうか。それが気になって学校便りを読んでみました。
10月の学校便りの巻頭には、逆境を乗り越えるエピソードが紹介されていました。
抜粋要約しますと、
中学受験に失敗した子が、両親の薦めで行き先も決めずに単身で飛行機に乗った時の話です。中学生の一人旅を心配したCAが声をかけた折、この旅に出た経緯を一気に語ったところ、「着陸後に最後に降りるように」と促され、案内された先は機長のいるコックピットでした。その時に機長から聞いた話がもとになり、その中学生は自身の夢を叶える道に進んだというのです。
勇気が湧いてくる話です。
記事のタイトルは、「子どもたちが失敗を乗り越え、歩んでいくために」でした。
そもそも、失敗とは何でしょうか。
失敗したと思ったのは自分自身です。
その経験がきっかけで、成功につながることは数多くあります。
ペップトークの講演会で聴いた話です。
成功と失敗の共通点は何か。
それは、どちらも「挑戦した証」である。
立ち直るきっかけは人ぞれぞれです。
新たな視点でとらえ方を見直す学びの機会は、人の成長にとって「栄養」のようなものだと思います。
そういう場に身を置くこと、時間をつくることを意識するかどうかで、結果は変わってきます。
2月22日に公開研修会を設けたのは、先生の学びの機会という意味合いだけでなく、
教室にいる子供たちが「心が動く学び」に触れる機会が生まれることを意図しています。
なぜ、教師という職業を選び、
教室で子供たちと共に学ぶことにどんな思いをもっているのか、
その先にどんな未来をみているか、
それを自分の言葉で語ることができる人が、
「先生」として、
子供の背中を押す存在として、
力を発揮できる人として、
子供と共に成長できる人になれると思います。
この先、研修会で全国各地から集う共に学ぶ先生方が創り出す
「心に響く語り」の授業が、
子供たちの心にどんな未来をもたらすのか、愉しみにしています。
研修会案内ページから申し込みください。
R6.2.22公開研修案内「考え議論する道徳授業と学級づくりの原点~心を育てる語り~」
申込→申込フォームから
https://kokc.jp/e/c79ef8da2d622844ed89381042e774ae/
冬休みを元気に過ごすために~集会で「D」のお話し~
近隣でインフルエンザ流行、本校でもお休みがありました。
冬休み前の集会では、健康についてのお話しをしました。
「はいっ!」と気持ちのよい返事がしっかりできる、学芸会で豊かな表現力を発揮した一小っ子の強みを生かしたチャレンジングなストーリー。子供たちの反応も含めて記します。その場を想像しながら読んでいただければ幸いです。
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心を育てる朝会のお話し ~冬休みを元気に過ごすために~
「ねこのプリン」って聞いたことがありますか?(1人の子が反応しました)
想像してください。お皿の上にのっているプリンがねこの形をしています。そのお皿を揺らすとプルプルとゆれるのです。その姿が「かわいいー!」と、今、大人気だというのです。
私はネコが好きです。ねこを飼ったことがある人はいますか?(数人が挙手)ネコをなでると気持ちがよくなりますね。他に、犬、うさぎ、ねずみ、鳥とか、さわったことがありますか?(大半の子が手をあげます)動物をさわると元気になります。それはさわることで愛情のホルモンが出るからです。1人暮らしの人がネコや犬を飼う人がいますが、動物と一緒にいると元気になるからです。
天気の良い日、ネコが窓ぎわで寝っ転がって体をなめていました。なぜ、なめているのでしょうか。(毛づくろい、ノミがいる)
それは、ある栄養素ができるからです。みんなも、よく知っている名前です。(ビタミン)
「ビタミンの中の何?」(Dの形を手で表す)
太陽の光を浴びると、体にビタミンDができます。ネコは毛をなめることで、ビタミンDを体に取り入れています。だから、元気に過ごすことができます。知っていた人?(誰もいませんでした)
みなさん、天気の良い日の休み時間には、築山など外に行って遊びますよね。そのとき、太陽の光を浴びて、みんなの体にはビタミンDがつくられています。インフルエンザなどの病気にも負けない強い体がつくられるのです。では、冬休みを元気に過ごすために、この話を忘れないように体にインストールします。
(ここから劇化を入れてみました。ネコになる、ビタミンDになる遊びです。初めは恥ずかしそうにしている子も周りの様子をみて動き出し、楽しそうにコミュニケーションをとる様子がみられました)
冬休みも元気に過ごしてください。
「音楽の集い」で声をあわせて交流
東川町の子供たちが一堂に会する交流の場「音楽の集い」が開催されました。
インフルエンザ罹患で参加みあわせなど各校ともに影響がありましたが、参加した幼児センター・一小・二小・三小・東川小の子供たちが元気に器楽演奏や合唱を披露しました。
一小っ子はトップバッターとして、学校を代表して高学年が「疾風」を勇壮に奏でました。
その後、全校児童で「TOMORROW」を唄いました。
PTAから寄贈いただいた一小太鼓40周年記念Tシャツがカラフルな華やかさで合唱に彩りを添えました。
大きな体育館のためか、声量は控えめではありますが、美しいハーモニーが会場に響き渡り、大きな拍手をいただきました。
舞台を降りて席に戻る子供たちのホッとした表情が微笑ましかったです。
その後、各校の合奏・合唱は、それぞれ曲調の表現が素晴らしかったです。
聴くときには、手拍子をする、体を動かして踊りだしそうな子もいて、音を愉しむ様子がうかがえました。
また、演奏が終わるたびに盛大な拍手と歓声もきこえてきました。
最後に、東川小学校スクールバンドの伴奏にあわせてBlieveを全体合唱しました。
木管・金管楽器を主体にした豊かな音色に聴き惚れるような前奏・間奏。
クライマックスでは、低学年の子供たちが「I Blieve in FUTURE」の歌詞を背伸びをして声を遠くに届かせようとする姿が見られるなど、各校の先生たちの関わりや子供たちが練習してきた1人1人の声がコラボレーションし、心に響く舞台が生まれました。
また、学校を越えてつながる仲間と遠くから手を振って意思疎通する様子がみられました。
音楽は情操を豊かにし、非認知能力を育む空間を創り出します。
学び多き貴重で有り難い機会をいただきました。
ご準備いただいた関係者の皆様方に感謝申し上げます。
自己肯定感を育む「ホーム」の活動~心のキャッチボール~
後期たてわり班活動がスタートしました。
新チームが決まり、今後の活動への意欲づけをするために、
「心のキャチボール」をテーマにワークショップを行いました。
朝のチャレンジタイムは15分間です。
登校した子供は次々とスマイルルームに集まってきます。
3つのチームが車座になって、活動スタート。
「おはようございます!」(おはようございます!)
「挨拶をなげたら、挨拶を返してくれたよね。」
ボールを投げたら、ボールが返ってくる、こういうのを何というかな?
(キャッチボール)
「では、投げているものは何かな?ボールじゃなくて、漢字一文字が入る。」
(声)
「それ、正解。」
とっさに、演劇的手法を活用して、「あ」を言うワークを入れました。
(びっくりして、「あ!」)
(かなしそうに、「あ~」)
(100円拾った!「あっ!」)
手を上げる、頭を抱える、指をさす、動き回るなど、瞬時に反応する子供たちの表現力はなかなかのものです。
「今やったのは声ね。今まで、楽しい活動をたくさんしてきました。リトミック。音楽にあわせて体を動かす。太鼓も同じです。」
「今日やるのは心。心をなげかけて心を受け取る、それを体で体験します。」
その後、即興(インプロビゼーション)演劇につながるワークを取り入れました。
<グループワーク>
・パチンと手をたたいて渡す
・「あなた」と手刀でさして渡す
・「100円落としたよ」で渡す
・「アイス食べちゃった」で渡す
<ペアワーク>
「ドラえもん、ドラミちゃん」(握手でつかむ・逃げる)
子供たちは、ルールを瞬時に理解して、「心」の玉(ボール)をなげて、キャッチする活動を愉しんでいました。
楽しい時間は、自分たちで考えて創り出していこうと伝えて、「お開き」としました。
すると、クラスの朝の会で、一年生が、
「お昼休み、”ドラえもん、ドラミちゃん”をやりましょう。」
と提案したという話が聞こえてきました。
後期も、ますます、躍進が期待できそうな雰囲気を感じました。
一小太鼓 新曲『滝にかかる虹』初演奏
19台の和太鼓をフル活用し、全校児童オールメンバーによる創作曲ができました。
一小太鼓40周年記念 創作太鼓『滝にかかる虹』
10月29日(日)9:00~学芸会にて、初の一般公開となります。
10月5日は「教師の日」~京都市から嬉しいメッセージ~
他所の地域で起きていることは他人事ではないと感じます。
研修などで全国各地の方々とお会いする時、同じ悩みや課題を抱えていることがあり共感することが多いです。
関西の仲間から、素敵なお便りのお知らせがありました。
それは、京都市の校長先生からのお便りでした。
紐解いてみると、 京都市PTA連絡協議会から寄せられたメッセージをうけての言葉でした。
先生への感謝を込めて ~10月5日「教師の日」に~
(抜粋)
先生方は、ご自身の体調管理や日常生活もある中、子どもたち一人ひとりに気を配りながら、懸命に感染対策を施し、毎日の授業はもとより、修学旅行や運動会等の学校行事を実施してくださいました。子どもたちの学校生活が少しでも充実するように、最前線で奮闘してくださり、感謝と尊敬の気持ちでいっぱいです。当たり前と思っていた子どもたちの学校生活が、先生方のおかげであることに改めて気づきました。
これに対して、鎌田校長先生は、肯定的な言葉でペップトークの学びから得た実感を語られています。
素敵なメッセージから我々が得たもの
(抜粋)
よく読むと京都市PTA連絡協議会様よりいただいたメッセージはまさしくペップトークそのものです。なかなか簡単にはいかないこともありますが、是非とも子育てやチームプレーなどでも試してもらえたらと思います。メッセージは教師だけに限らず学校現場の全教職員にいただいたと思っています。我々教職員も子どもたちの元気づけや応援のためのよい循環を言葉の力をつかって生み出していきたいと思います。
これを読んで、私は「自分事」と思いました。
あたりまえではないと感じたときに、感謝の心が言葉になって湧き上がる、
素敵なストーリーだと思いました。
このように、応援し合う言葉の循環が起きるコミュニティは、学校が核になってつくられることを、改めて実感しました。
う~みさんの音楽出前授業で私たちが受け取ったメッセージ。
「子供は親が大好き」です。
愛されたいという想いが、挑戦する、やる気の源だと思います。
されど、日々、親としては、
子供にどう関われば良いのか、悩むことも多々あることと思います。
それは教師である私たちも同じです。
教育相談週間では、担任から「有意義な時間だった」というコメントがありました。
子供が何をもとめているのか、何をしてほしいのか、
大人も子供と共に学ぶ中で、見つけていけたらと思います。
工藤勇一先生の著書にある、宿題を廃止した理由に改めて目を通しました。
家庭学習習慣よりも、もっと大切にすることがある。
それは、子供時代の「今」を謳歌する時間を保障することかなと思います。
今まで(慣習)にこだわるのではなく、
「今」を大切にしたいと思います。
だから、次の言葉を大切に関わります。
1 どうしたの?
2 どうしたいの?
3 (私に)何かできることある?
正解より”納得解”を探して。
引用・転載:京都市立修学院小学校 ホームページ
<キャリアペップ授業>一小太鼓に新しい幕開け~子供が創る新曲を初披露”う~み”さん驚愕の感動返しで「プリン」を熱唱~子供の心に灯った光<マンガ思考振り返り>
<音楽で世界を旅する歌手の出前授業2nd.@う〜みさんの生き方に学ぶ>
高学年の授業では、うーみさんの歌の背景から、生き方を学びました。
「みんなの太鼓が聴きたい。やってくれる?」
(おおお!やったーーーーー!ジャンプして喜ぶ高学年)
はじめてお客さんの前で披露する、制作中の「創作太鼓」を演奏。
演奏が終わったとたん、
「みんな、あたまの中どうなってるの?」
と驚愕するう~みさん。
「もう本当に感動した!じゃあ、う~みも”感動返し”だ。」
(どっかで聴いたなこの台詞・・・)
やりたかったことができなかった学生時代。
お母さんと仲が悪かったのはなんでだと思う?
そっくりだったんだね。占いから、数字まで。
そしたら、お母さんが難病にかかって、その大世話をさせてもらった。
やってみたら、すごく嬉しかった。
お母さんが病気にならんかったら、お母さんの手に触ることも、抱き合うこともなかった。
私は、こんなにお母さんのことを好きやって。
子供は自分が1番じゃないとダメと思う。
お母さんは、言いたいことも含めて、39(サンキュウー)の日に旅立っていった。
5年といわれたのに、8年も生きた。
今できること、いただきますでも、
お世話になっている人に、毎回伝える。
できる時に、伝えたいことは伝えてください。
吉本新喜劇の小籔さんとつくった曲。
では、聞いてください。
「プリン」
お父さん、お母さん、
大好きって言ったことある?抱き合うことある?
(腕枕してくれる)
その手、大事にしてね。
自分は世界一頑張っている。自分を抱きしめて。
じゃあ、歌おうか
♪もみじ
♪七つの子
「かーらすー なぜなくのー」
(カラスの勝手でしょ!)(^0^)
(残念な生き物辞典にのってた)
カラスは何年生きると思う?まちのカラスは5〜6年とか。
家で飼ったら何十年も生きるんだって。
(へえー)
熊は腹8分目までしか食べない。だから北見の方では、熊の分を食べなきゃならない分を畑でつくるんだって。
次、何、歌おうか?クリスマスは?
(煙突から落っこちるやつ)
♪あわてんぼうの サンタクロース
東北の地震があったとき、歌で励ます歌はないかなぁ?
でもないのよ。
だから、みんなが知っている童謡、童謡がすごいのよ。
そしたら、
アメリカから依頼がきて、全米でう〜みのラジオが放送されているの。
今は一瞬で世界中に行ける。
住みたい場所、一緒にいたい人と暮らして。
それが大事。
今の自分が一番大事。
子供のたちの純粋な心に灯が灯った瞬間でした。
「親を大事にしないとなあと思いました。」
<マンガ思考の振り返り>