カテゴリ:今日の出来事

キャンモア!スキーに挑戦

キトウシ山にある通称「キャンモア」でスキー授業を行いました。

この名前、いつから呼ばれているか歴史を紐解いてみました。

[キャンモアとの姉妹都市交流]

カナダのアルバータ州にあるキャンモア町との交流のはじまりは、1986年に遡ります。国際的に開かれた町づくりを目指してカナダを訪問した当時の東川町長に、 アルバータ州政府から東川町に似た気候風土・観光資源を有するキャンモア町を紹介されたことが契機となりました。友好親善使節団の派遣等の交流が行われたのち、 姉妹提携について合意に至り、1989年7月12日、キャンモア町にて姉妹提携の調印式が行われました。

https://higashikawa-town.jp/portal/machi/panel/9

この流れから、

1991年、交流を記念し、東川町のキトウシ国際スキー場を「キャンモアスキービレッジ」 に改称しリニューアルオープン

したと記録に残っています。

 

さて、児童はスキー場でリフトに乗ることを楽しみにしているようでした。

 

その願いは叶いました。

 

ハの字ストップの練習をしていた1年生がリフトの上から、

「ヤッホー!」と手を振ってニコニコしている姿を見てホッとしました。

初めてリフトに乗る子もいました。

経験値、体力差などを考慮して異年齢で班分け、個別対応をしながら、楽しくスキーに挑戦する場づくりをしました。

スイスイ滑る子、

ゆっくりペースの子も

それぞれが自分の限界を探る、

まさに

Can more

のスキー体験をしていました。

この影には、

スキーシーズン券は町から支給、バスやスキーの運搬など教育委員会のバックアップ、

そして、スキーボランティア3名の手厚いサポートにより、

円滑な授業が運営できることに感謝しております。

 

 

 

 

 

雪国の子供の遊び

正月15日、子供会の企画で雪遊び。

子供たちは、学校の築山をタイヤチューブやソリで滑る、雪合戦、低木に積もった雪山に登るなど、冬ならでは雪遊びに熱中。

小学生、幼児から中学生以上のジュニア、見守りの親御さん、皆さん笑顔でアットホームで久しぶりの賑わいを楽しんでいらっしゃいました。

来週18日から、学校の授業も再開します。

元気な子供達と挨拶を交わす毎日の始まりを楽しみにしています。

年の瀬だより〜一年の振り返りで小さな喜びを見つける〜

冬休みに入り、穏やかな天候が続いていました。

29日から降雪量が増え、年の瀬は除雪に追われる日々ですね。

頑張りすぎると腰痛など体に無理が生じます。

病院や整体院なども年末年始はお休みになります。

お風呂上がりにストレッチをするなど緊張をほぐすと回復が早まります。

この時に、「ふーっ」と息を吐くことで筋肉を弛緩させることができます。

心の緊張も深呼吸をすることでほぐすことができます。

 


ほっと一息ついたところで、

今年1年、がんばった自分の体に「おつかれさま」と声をかけてあげまょう。

そして、1年間を振り返り、

プラスの出来事を思い出し、ご家族で話したり書き出したりしてみましょう。

 


学校とは離れますが、印象に残った出来事を振り返ってみます。

北京オリンピックがありました。

スノーボードの岩渕麗楽選手が女子選手では初めてフロントサイド・トリプルアンダーフリップ1260(前回り3回転)に挑戦しました。

転倒はしましたが、世界のトップ選手たちが駆け寄り、その挑戦を讃えました。

実は、予選でも大技に挑戦し、転んで骨折していました。

実況中継では、「骨は折れても、心は折れなかった!」と絶賛されました。

オリンピックは終了。でも、話はここで終わりではありません。

その後、スイスのモンタナで開かれた「THE NINES」で、岩渕選手はトリプルを成功させたのです。

 

<記事>

”岩渕麗楽が北京五輪で感動を生んだ超大技FSトリプル1260に成功 世界初の快挙” 


事後インタビュー動画では、

「成功して嬉しかった。でも、なんで今なの?(北京五輪の後なの?)って正直思った。」

と悔しさも交えつつ、笑顔で語りました。

 仲間からの祝福と拍手の中、最高の舞台(キッカー)を準備してくれた人へ英語で感謝を伝える姿に心が熱くなりました。

 

 

 五輪に限らず、大事な場面で結果が残せない時は起きるものです。スポーツはルールに則った勝負事です。勝つことも、負けることも前提で戦うわけですから、挑戦する勇気を讃えることこそ大切にしたいと思うのです。

 


・・・岩渕選手は五輪後に世界初の快挙を成し遂げた・・・

 

これと同様に、子供やあなたが
たとえ、大事な場面で結果を残せなったとしても、その後、成功をおさめる可能性は大いにあります。

 


・・・「成功」と「失敗」と共通点は何か?・・・

と問いかけがあります。

 


それは、どちらも、「挑戦した証」だということです。

 


成功すれば喜びは得られます。

そして、失敗をなじることは簡単です。

でも、その影にある挑戦を認め励ますことも難しくはありません。

大切なのは、過程を見つめることです。

 


親の立場になると、難しさを感じる場面は多々起きます。

 


たとえ、子供が

学校に行かない選択をしても、

友達と喧嘩をすることがあっても、

約束を守らないことがあっても、

嘘をつくことがあっても、

それは、

成長する過程で抱えている課題に向かう挑戦への証、

時には、課題から逃げている場面も起きうるでしょう。

それは、

子供からの「助けて!」メッセージだと受け取って欲しいのです。

 


誰しも1人では立ち向かえない課題があります。

だから、認め、励ます、応援団が必要なのです。

 


子供の成長を応援する場をつくりましょう。

家庭は基盤であり、学校もその選択肢の一つです。

支えになる相談場所は多々あります。

困った時はお気軽にご相談ください。

 

ある授業で、親子が感謝の句を詠みあったとき、次のような句ができました。

子「お母さん いつも育児で 大変ね」

親「大変なこともね 宝物だよ」 

 

ネガティブな状況をポジティブに捉え方を変えた素敵な句です。

こうした「返歌」で、親子関係が「変化」することもあります。

 

「年の瀬」とは、流れが速い、慌ただしいという意味があります。

考える余裕もないくらい大変な時こそ、

子供の声に耳を傾ける余裕をもちましょう。

 


子供の成長した姿を振り返り、小さな喜びを見つけたら、一言伝えてあげてください。

 

どうか、心身の健康、安全に留意され、良いお年をお迎えください。

一年生を迎える会

中休みに児童会の企画で一年生を歓迎する遊びの会がありました。

初めに、一年生の好きな動物をインタビュー。

「ひよこです」、「オオカミです」など、質問にこたえると、全校児童から拍手がわきました。

 

次に、尻尾とりです。

ルール説明では、ボディアクションを使って、わかりやすく伝えようと工夫していました。

その後は、尻尾がわりのタグ(フラッグフットボールで使うもの)を取り合い、運動量の多い遊びでした。

微笑ましい様子を眺める教職員は、ほっと一息ついた感じでした。