2023年4月の記事一覧

一小ホーム~大人と子ども交流が生まれる「優しい時間」~(4月学校便り)

25日(火)、たてわりによる「一小ホーム」の活動がスタート。

3チームに分かれて、それぞれの活動、かるた、音読、太鼓で交流します。

今日は何だろうと活動の表示板をみて、

「ああ、音読か!いいなあ」

と会話が聞こえてきました。

 

麻樹の担当は体育館での太鼓です。初日は、アリ班が来ました。

”熱い、汗が出る!”

子どもと一緒に大人も太鼓を叩いて一日が始まります。

”スッとん、スッとん、スッとんとん”

「太鼓言葉」を言いながら、全身で呼応する、リズムにあわせてコミュニケーションをとります。

”横打ち”に初挑戦。初めて太鼓をたたく一年生も見よう見まねであわせています。

 

2日目は28日、CCレモン班がきました。

次々と集まって来る一人二人と増え、体育館を走ってアップ。

全員そろったところで朝の挨拶をして本活動が始まります。

今日、挑戦する基本リズムを一緒にたたいてみます。

そして、自分の体の動き、人の体の動きを比べます。

体幹がしっかりしている大人の体の動きを見て、

「手が伸びている」「バチが上に上がっている」

と気がついたことを発表しています。

自分で発見し、その気づきを生かす場面が生まれます。

基本フレーズを組み合わせて、一曲の演奏ができあがりました。

 

短い15分ですが、学年の枠を外して活動をする中で、

「やる気スイッチ」、「なかよしスイッチ」が入って、

(ねむねむ…、めんどう…、やだやだ…)ネガティブ感情は、

どこかへ行ってしまう様子がうかがえました。

 

重点目標の「優言実幸」を体感する時間、

それが、「一小ホーム」です。

子どもたちが「学びに向かう居場所」が生まれています。

 

「優言実幸」の意味については、4月学校便りをご覧下さい。

4月学校便り

校長あいさつ(令和5年度経営方針・重点目標)・新聞記事掲載のお知らせ

4月22日、参観日・全体懇談会にて、経営方針・重点目標など今年度の学校づくりについてお伝えします。

その際の大まかな内容を

校長挨拶(学校運営のページ)に、記しました。

今年度の重点目標「優言実幸」、

合言葉「わかる気・できる気・その気」

これについて、年度初めの朝会で、子供にもわかるように平易な言葉かけで伝えました。

ご一読いただき、子供への関わり方について参考にしていただければ幸いです。

子供の健やかな成長にむけて、日常から「前向きな背中の一押し」をお願いします。

「言葉かけ」だけでなく、笑顔やスキンシップなど、非言語のコミュニケーションも大切です。

子供が安心して生活できる環境をつくることが大人のつとめです。

どうかお力をお貸しください。

 

また、

「特色ある教育活動」のページに、令和4年度の出前授業などについてまとめました。

 

重点目標の具体化にむけた記録として、子供の成長の振り返りの際などに、ご家庭で話題にしていただければ幸いです。 

本校の教育活動について、3月31日北海道新聞朝刊に取り上げていただきました。

その記事ついても記してあります。(デジタル版のリンクをご覧ください。)

 

また、今年度から新たに、

心地よい学校生活を送るためのきまりごとや放課後の過ごし方など、一覧にしました。

ご家庭で見えやすい場所に掲示してご活用いただければ幸いです。

(リンクからダウンロードできます。)

よくわかる一小

よくわかる東川第一小学校

 

令和5年度スタート!「優言実幸」で挑戦する学校づくり

始業式、一小っ子の元気な挨拶で幕開け。短い返事の仕方一つで、一年間の子供の成長の跡を実感します。 

(手の合図で、スッと立つ)

「一小っ子の皆さん」

(はいっ!)

「みんなの声を聴くと、”雨にもマケズ”のように、やる気に満ちていることが伝わってきます。」

(体育館の後ろに、大きな”雨にもマケズ”の書が掲示されています)

 

「2人の転入生が仲間になりました。もう一人いますね。」

(ああ~、そうそう)

 

「入学式で、歓迎の言葉を楽しみにしています。」

「一小っ子は、自分から挨拶ができる子供たちです。」

「できますよね。」

(ニッコリした表情)

「もう一度、やってみましょう。」

「一小っ子の皆さん」

「はいっ!」

 

「これから、今年の決意を発表します。」

一枚の書を見せました。

 

「優言実幸(ゆうげんじっこう)とよみます。声に出して言ってみましょう。」

「覚えた人?」(挙手)

「本当にいえるかな?」

(かくして、もう一度言わせます。)

「優しい言葉で幸せが実らせるという意味です。」

「そんな学校を一緒につくりましょう。」

 

 (スッと座る)

この後、「授業をします」と言って、絵画の鑑賞をしました。

大きめのグッズを見せて、「何でしょう?」と問います。

子供はきょとんとしています。

「なんとかブック、といいます。」

”スケッチブックだ!”と勘のいい子が反応。

その後、

「絵を見せます」「見たい人?」

と、じらしながらフォーカスします。

さて、どんな様子を描いた絵か、わかりますか?

(花火!)

と発見してくれました。

 

「去年、東川町でも花火大会がありました。

全国で一番有名な大会は、秋田の大曲というところでやっているそうです。

見てみたいなと、夢みています。」

「花火を見るときは、上を見上げますね。絵は得意ではないけど、その様子がわかるように、人の顔を工夫しました。」

 

「今日、見せた習字は、今日の朝、書きました。

なぜ、朝から習字ができたかというと、

いつでもできるように、整理・整頓しているからです。」

「やりたいことを始められるように、準備することが大切です。」

 

みなさん、机の周り、お部屋、自分の居場所が、”メッチャ”綺麗だという人は?

(あまり手があがらない)

「今日から3日間、まず、自分の身の回りをきれいにしましょう。」

「できますか?」

(はい)

「では、その決意をみせてもらいます。」

(全員スッと立つ)

「一小っ子の皆さん」

「はいっ!」

「優言実幸(有言実行)で、チャレンジしましょう!」

 

 この後、代表の子供たちが決意表明。

原稿なしでも内容を整理してスピーチをする様子に頼もしさを感じました。

これからの躍進する未来が楽しみです。