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子供の自己肯定感を育む大人の学び講演会”リーダー・上司・親・先生必見”「やる気を引き出す言葉の力ペップトーク」
保護者・地域住民・学校関係者 各位
校長 荒谷卓朗
昨年末、保護者対象に行った大人の学びの機会アンケートにて、
「子供への言葉かけについて話しを聴きたい」
という要望の声をいただきましたが、その機会を設けることがなかなかできませんでした。
この2月、運よく、教育へのペップトーク活用について、一緒に研究を進めている仲間の講師が、オンライン講演会を実施することになりましたので、お知らせします。
基本は有料ですが、講師の紹介で無料受講できますので、受講を希望される方は荒谷へご連絡ください。
日程は添付のチラシをご覧ください。
※ 最下段に講演会の申込リンクがあります。
(講師紹介:浦上 大輔氏は旭川市で過去2回、出版記念講演会を行っています。)
さて、この講演会を案内した背景には、子供の成長を支えになるのは本校の関係者に限った話ではないという実情があるからです。
改訂された「生徒指導提要」には、次のように明記されています。
生徒指導上の課題が深刻になる中、何よりも子供たちの命を守ることが重要で
あり、全ての子供たちに対して、学校が安心して楽しく通える魅力ある環境となるよう学校関係者が一丸となって取り組まなければなりません。その際、事案に応じて、学校だけでなく、家庭や専門性のある関係機関、地域などの協力を得ながら、社会全体で子供たちの成長・発達に向け包括的に支援していくことが必要です。
オンラインでつながる今、さまざまな課題は、どの子にも起きうることです。
つまり、その課題に対応するために、地域に知見のある方がいない場合は、他地域と連携していけば良いということです。
(6日の夜、東川町の学校図書館の有効利用を図るために、外部講師を招いての研修が行われ、教育委員会、校長・教頭、図書ボランティアの方が参加しました。ディスカッションでは、「図書館登校」という言葉が取り上げられ、生徒指導との関連性、読書環境を整えることと児童生徒の心のケアなどについて活発な意見交換がされました。)
上記の前提を踏まえた上で、
以下、本校の実情と、次年度に向けた生徒指導の動向をお知らせします。
その中で、なぜペップトークなのか、についても考える機会になれば幸いです。
1月17日、本校研修にて、「教育課程改善アップデート研修」と題して、ペップトークの活用について講演しました。
次年度の教育内容を創る上での基本スタンス、私たちの「あり方」について考える機会になればと考え、事例を交えながら「ペップな心と言葉」を身につける授業づくりについてお伝えしました。
教職員の感想では、肯定的な回答をいただきました。
<一番印象に残ったこと>
・「とらえ方変換」は意識すればできるので,少しずつ考えを変えていきたいと思いました。子どもへの声かけを意識していきたいです。子ども達へかける言葉のレパートリーを増やしたいと思いました。
・人間は足りないものを最初に認識する
・指導は、否定の言葉でしない。
・児童の気持ちや行動を支える言葉がけが大切だと思いました。
・承認されている安心感があると自分を出すことができる。
その後、1月末から道徳授業では、子供の自己肯定感を育む関わりを大切にした授業が全校で展開されています。
子供たちはお互いの良いところを手紙や付箋に書いて渡すなど、認め合って嬉しそうな表情を浮かべ、教室には、今、あたたかい空気が流れています。
2月6日、職員会議の折、次年度に向けた重点目標「優言実幸」の具体化について、お伝えしました。
この言葉は、「優しい言葉で幸せを実らせる」という造語です。
研修でも伝えた言葉を、職員が自分の言葉でフィードバックしてくれました。
子どもを変えるには大人が変わらなければならないのと同時に,子どもから信頼される存在にならなければならないと感じています。子どもからの信頼を得るためにもペップトークはとても良いものだと感じました。来年度はこの学校がさらにあたたかい場所になればいいなと思っています。職員が生き生きと働けることで,学校にもうるおいがもたらされると感じています。来年度は職員室が,子ども達の話や普段の悩みなどを気軽に話せる居心地のよい場所になることを願っています。「優言実幸」を学校全体で取り組めたらいいと思います。
(職員のフィードバックにはQ(質問)も含まれているので、Q&Aのように解説を記します。)
まず、先生が心に余裕を持って生活することが、子供に寄り添う上で大切だと思います。そういう環境を創るためには、先生が自分自身を好きでいること、認め合う関係性があり、心理的安全性が保たれることが始まりです。
笑顔のあふれる学校になるといいと思います。
児童の行動を認めてあげることは大事だと思いました。活動の中でも、ある程度担任の方でできると感じたら、児童に活動を委ねる場面をつくるときがありますが、自分で委ねると決めたときには失敗しても悪い言葉がけはしないようにしています。自分たちだけで行動できたことを増やしていけば自己肯定感も高くなっていくのではないかと思いました。行動を支えていくのはやはりそれを見ている担任の言葉がけが重要なのだと思いました。
「笑顔のあふれる学校」は、私の教育理念でもあります。
信頼関係を築いている人だからこそ、適切な関わりができるわけですから、担任の言葉がけは子供の支えになる重要な”仕事”(=幸せを創る事)です。
この決意こそが、ペップなマインドだと思います。
とは言え、課題もあります。
できない自分を受け入れられない子も多くいます。そんな子たちにはできなくてもいいと,気持ちを緩めるところから始めたいところです。そんな子どもたちにはどう声をかけていくべきなのでしょうか。
「小さなできた」を一緒に見つけて「できたね」と言っていくことが始まりかと思います。登校する過程で言えば、朝起きる、歯を磨く、身支度をする、歩いてくる、など「小さなできた」の連続があるのですから。
教室で、できていないと感じる時でも、実はできていることは山ほどある、そこに目が向いていないだけということに気がつくような関わりを授業で行うことが始まりかと思います。
例えば、「パズルのピース」や「ランドルト環」を掲示して、子供が気がつくような視点を与えてみてはいかがでしょうか。
今日お聞きしたことは,今求められている主体的,対話的,探究的な学習を進める上でもとになっていることなのだと思いました。
その通りです。学習の根底には、やる気が満ちてくる状態、やらされている感じよりも、「その気」になる環境づくりが大切です。話を聞いてみて、「わかる気」がする、挑戦する際に「できる気」がする、という”過程”を大切にする関わりが、子供が学習に向かう力の支えになります。
上記の関わりを教育活動全体に浸透させていくと、
子供が自分の良さを見つけて、挑戦するようになる、それが将来の”職業”選択につながっていく。
つまり、キャリア教育をアップデートする授業を核に学校経営を進めて、
子供たちが1日の1/3を過ごす学校生活の充実を図っていきたいのです。
これを名づけて、
”Career PEP”の授業、”Career PEP”の学校づくり
とします。
現在、そのための教材開発、授業開発、学校のシステム開発を進めています。
放課後、職員室、校長室に集まってきた職員が、授業の振り返りなど声を掛け合い、ワクワクしながら明日以降の授業準備・作戦会議をして、勤務時間終了と共に帰宅する。
そういう学校づくりを目指しています。
すでに、その変革の手応えを感じています。
勤務終了後の自己研鑽で良い気づきをいただきました。
働き方改革=”Life time PEP”
働き方改革とは、幸せな「人生の時間」を応援すること。
この言葉の響き、いい感じです。
ペップトークが初めての方は、
幸せな人生づくりについて考える、良い機会になると思います。
時間は有限です。それは命の時間です。
キャッチアップしていただきたいです。
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※ 最下段に講演会の申込リンクがあります。
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「やる気を 引き出す言葉の力ペップトーク」
■励まし方にはコツがある
アメリカのスポーツの試合の前に
監督が選手に贈る激励のショートスピーチ・ペップトーク。
やる気を引き出すペップトークのエッセンスを、
家庭・教育・ビジネスで使える「励ましの技術」として確立しました。
■参加すると
①励まし方のコツをつかめます
②普段の言葉をポジティブに変換できます
③自分や相手の応援する言葉がけができます
■講師
浦上大輔
日本ペップトーク普及協会専務理事
■開催日時(内容は全て同じです)
zoomで行います
①2月8日(水)20:00〜21:00
②2月9日(木)13:00〜14:00
③2月11日(土)13:00〜14:00
好評につき日程追加します!
④2月22日(水)13:00〜14:00
⑤2月22日(祝)20:00〜21:00
⑥2月23日(祝)10:00〜11:00
⑦2月23日(祝)20:00〜21:00
■参加費
一般 1500円(クレジットカード決済)
わくわく会員 無料ご招待
■申し込み
https://ex-pa.jp/item/46838
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無料ご招待については、以下から荒谷へお問合せください。