プロダンサーによるSTANDダンス出前授業

夏休み前、最後の全校体育は、北海道唯一のSAーYA(せーや)さんによる「STANDダンス」の出前授業でした。

7月には、富良野市、旭川市の小学校でも授業をされたそうです。

今回の授業は、北海道内の学校への出張授業を提供する会社からダンサーを派遣していただきました。

各地で、”ダンス”を通じて自己肯定感や自己実現する力を育もうと、子供たちに楽しい授業を工夫する先生方や外部サポーターの尽力されていることを、とても喜ばしいことと思います。 

また、他の有益な情報やプログラムを開発・提供いただける企業やNPOなどの団体、教育委員会や地方自治体などの後押しのおかげで、子供たちの健やかな学びを支える授業改善や教育課程の充実が図られることについて、心から感謝しております。

 

さて、授業は「ヒップポップ」と言われるダンスの発祥・歴史の紐解きから始まりました。

自分のことを理解してもらうためのアピールとして、

伝えたいのは「愛」というメッセージ、

そして、ダンスを通して、感動が伝わったエピソードなど、

ダンサーとして生きる道を選び、

長年、ダンス講師として活動していることをお話していただきました。

そんな生き方に触れ、素直に受けとめている子供の目はキラキラしていました。

実技に入ると、はじめは、ちょっと恥ずかしそうにしていた子も、あっという間にダンスの魅力に引き込まれていきました。

途中から、

3つのグループでターンする場所が違う設定を取り入れ、

たてわり班でチームごとに練習をしました。

 

リーダのかけ声で子供たちが動き、そこを講師や先生たちがサポートに入ります。

これまでの授業で積み上げてきた「学びに向かう力」が定着してきたことがうかがえます。

 

そして、フィナーレは、全校一斉でのSTANDダンスのビデオ撮影。

自信たっぷりに楽しそうに動く様子がみえました。

自分たちで何かを創りあげていく感覚をこれからも様々な場で発揮してくれることを願っています。

講師のSAーYAさん、ダンスだけでなく、子供たちへの勇気づけをいただき、ありがとうございました。