令和5年度 実践研究・研修スタート(全体構造)
東川第一小学校の校内研修は、月1回の全体会と日常授業をつなぐ「実践的研究」を進めています。
指導案検討に時間をかけるよりも、毎日の授業をすばやく改善することを重視しているためです。
そのほうが、子どもの学びを保障することができると考えています。
4月の全体研修では、”マンガ思考”の実技と、研究の全体構造・年度計画を確認しました。
全体構造図は、「学校経営方針」に基づく「授業改善プラン」が直結する構造になっています。
この整合性を図ることに加え、
「何を」「どうすれば」資質・能力を高める授業になるのか、
実践する「内容と検証方法をシンプルに示す」ことが、
実践研究の質を高めることになります。
もちろん、授業は”生もの”と称されるように鮮度が大切です。
現代的な課題に対する解決手法、ICT活用の方法、教授の基本技術、
そして、最新の「教えないスキル」を活用した授業観をアップデートすることが、
本年度の実践研究の行く末を握ると見通しています。
令和4年度は、上川へき地複式教育連盟中部地区ブロックの公開授業、地域連携研修のオンライン公開研修や他校視察等を通して、各所から様々な助言をいただき、実践的研究と授業改善の取り組みの方向性について、研修を深めてきました。
小規模校の実践を公開するメリットは、
水平比較よりも「垂直比較」で、子どものたちの成長を客観的に見つめ直す貴重な機会として捉えています。
今年度は、各地域で参集型の研究会が増えることと思いますが、
積極的に情報収集し、相互視察やオンライン授業交流など、協働研究を進めていきたいと考えております。
手始めに、本校の研究全体構造図を公開します。
忌憚のないご意見をいただければ幸甚です。
令和5年度 東川第一小学校 研究の構想
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【優言実幸】(その気・わかる気・できる気)から「考え・深め合う」授業へ