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タグ:協働的な学び

公開研修会~心に響く語り~レビュー

授業レビュー<学級担任から>
【道徳 特別授業】

22日(木),愛知県の瀬戸SOLAN小学校の渡辺道治先生に道徳の授業をしていただきました。たくさんの先生方が参観している中でしたが,渡辺先生のお話に引き込まれ,集中して取り組みました。

はじめは,いろいろなクイズをしながら,勉強のコツを教わりました。算数のコツでは,「四角形はいくつ?」の問題に正解が出せず,何度も×をつけてもらいながら,「×がついている数だけ挑戦した証拠」とほめてもらい,算数のコツを「間違いの過程を楽しむ」と教わりました。そして,すべての勉強のコツを「できるまであきらめない」とも教わりました。その後,半身不随になっても口で筆をくわえて詩や絵をかき続けた星野富弘さんの話が取り上げられ,詩の一部分を想像しながら,あきらめないでがんばることや感謝の気持ちをもつことの大切さを学びました。

幸せに生きる人生のコツは,「ありがとう」の気持ちを忘れないことだそうです。3月はたくさんの「ありがとう」を伝えたいと思います。

 

(グラッフィックレコーディング あいであふぁくとりー Sakurai Mai 様)

 

【子どものノートから】

・いろいろな勉強のコツが知れてうれしい。

・算数が好きだから算数のコツを忘れないでがんばりたい。

・口で絵や字をかくなんてすごいな~あきらめないでやったら,いつかできる日が来るんだなと思いました。

・失敗することで成功が増える。

・あきらめない,ありがとうの気持ちをもって明日からがんばりたい。

・苦手な算数を明日からがんばろうという気持ちになりました。

・楽しかった。

・ほかの勉強のコツも,もっともっと知りたくなった。

・あきらめないでやる心が大事。

・きれいな絵を見てすごいと思った。

・勉強にコツがあることを初めて知りました。

・いろいろな勉強のコツを知れて,人生をもっと楽しく生きれそう。

・もっと他の人や家族などにもありがとうを思おうと思います。

 

 

R6.2.22公開研修案内「考え議論する道徳授業と学級づくりの原点~心を育てる語り~」

令和5年度 地域連携研修 公開授業・講演会 開催要項

「考え議論する道徳授業と学級づくりの原点~心を育てる語り~」

<研修テーマ>個別最適な学び&協働的な学び~「マンガ思考」を活用した振り返り~

<概要>講師の渡辺道治氏による「考え議論する道徳」の公開授業、授業を支えるBBQ型学級づくりの原点「心を育てる語り」の講演をもとに、個別最適な学び・協働的な学びのあり方について考える対話的な学びの研修会です。


日程:令和5年2月22日(木)12:30~15:30

会場:東川第一小学校(上川郡東川町西10号北24)

講師:渡辺 道治氏(瀬戸SORAN小学校教諭) 

主管:東川町立東川第一小学校 連携校:南富良野町立南富良野小学校,士別市立上士別小学校

後援:北海道教育委員会上川教育局 東川町教育委員会

内容:<12:30~受付>

(1)12:55~13:40 公開授業(3・4年生 道徳科)

   授業者【渡辺 道治氏(瀬戸SORAN小学校教諭)】

(2)13:40~14:10 移動・休憩<個別最適な学び研修>

   マンガ思考振り返り・QA記入・CCカード体験

(3)14:10~15:10 講演   <対話的な学び研修>

   演題「探究的な学びにつなぐ授業設計・BBQ型学級経営」

(4)15:10~15:30 ワークショップ<協働的な学び研修>

   振り返り・QA交流

<参加無料> 

申込→申込フォームまたはQRコードから

https://kokc.jp/e/c79ef8da2d622844ed89381042e774ae/

〆切り  2月21日(水)

問合せ:0166-82-2751 荒谷 卓朗(東川町立第一小学校校長)

ダウンロード→  R5地域連携研修教育講演会(東川町)開催要項.pdf

【教育関係者学習会のお知らせ】

同日16:15~17:30、東川町役場にて、渡辺講師による教育関係者学習会を行います。上記URLから、あわせて申し込みできます。(内容詳細、別紙参照。)

ダウンロード→ 教育関係者学習会(町教委共催事業)リーフレット.pdf

令和5年度 実践研究・研修スタート(全体構造)

東川第一小学校の校内研修は、月1回の全体会と日常授業をつなぐ「実践的研究」を進めています。

指導案検討に時間をかけるよりも、毎日の授業をすばやく改善することを重視しているためです。

そのほうが、子どもの学びを保障することができると考えています。

4月の全体研修では、”マンガ思考”の実技と、研究の全体構造・年度計画を確認しました。

全体構造図は、「学校経営方針」に基づく「授業改善プラン」が直結する構造になっています。

この整合性を図ることに加え、

「何を」「どうすれば」資質・能力を高める授業になるのか、

実践する「内容と検証方法をシンプルに示す」ことが、

実践研究の質を高めることになります。

もちろん、授業は”生もの”と称されるように鮮度が大切です。

現代的な課題に対する解決手法、ICT活用の方法、教授の基本技術、

そして、最新の「教えないスキル」を活用した授業観をアップデートすることが、

本年度の実践研究の行く末を握ると見通しています。

令和4年度は、上川へき地複式教育連盟中部地区ブロックの公開授業、地域連携研修のオンライン公開研修や他校視察等を通して、各所から様々な助言をいただき、実践的研究と授業改善の取り組みの方向性について、研修を深めてきました。

小規模校の実践を公開するメリットは、

水平比較よりも「垂直比較」で、子どものたちの成長を客観的に見つめ直す貴重な機会として捉えています。

今年度は、各地域で参集型の研究会が増えることと思いますが、

積極的に情報収集し、相互視察やオンライン授業交流など、協働研究を進めていきたいと考えております。

手始めに、本校の研究全体構造図を公開します。

忌憚のないご意見をいただければ幸甚です。

令和5年度 東川第一小学校 研究の構想

ダウンロード:研修資料>

R5「学びに向かう力」をつける実践研究.pdf

【優言実幸】(その気・わかる気・できる気)から「考え・深め合う」授業へ