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10月5日は「教師の日」~京都市から嬉しいメッセージ~

他所の地域で起きていることは他人事ではないと感じます。

研修などで全国各地の方々とお会いする時、同じ悩みや課題を抱えていることがあり共感することが多いです。

関西の仲間から、素敵なお便りのお知らせがありました。

それは、京都市の校長先生からのお便りでした。

紐解いてみると、 京都市PTA連絡協議会から寄せられたメッセージをうけての言葉でした。

先生への感謝を込めて ~10月5日「教師の日」に~

(抜粋)

先生方は、ご自身の体調管理や日常生活もある中、子どもたち一人ひとりに気を配りながら、懸命に感染対策を施し、毎日の授業はもとより、修学旅行や運動会等の学校行事を実施してくださいました。子どもたちの学校生活が少しでも充実するように、最前線で奮闘してくださり、感謝と尊敬の気持ちでいっぱいです。当たり前と思っていた子どもたちの学校生活が、先生方のおかげであることに改めて気づきました。

これに対して、鎌田校長先生は、肯定的な言葉でペップトークの学びから得た実感を語られています。

素敵なメッセージから我々が得たもの

(抜粋)

よく読むと京都市PTA連絡協議会様よりいただいたメッセージはまさしくペップトークそのものです。なかなか簡単にはいかないこともありますが、是非とも子育てやチームプレーなどでも試してもらえたらと思います。メッセージは教師だけに限らず学校現場の全教職員にいただいたと思っています。我々教職員も子どもたちの元気づけや応援のためのよい循環を言葉の力をつかって生み出していきたいと思います。

これを読んで、私は「自分事」と思いました。

 

あたりまえではないと感じたときに、感謝の心が言葉になって湧き上がる、

素敵なストーリーだと思いました。

 

このように、応援し合う言葉の循環が起きるコミュニティは、学校が核になってつくられることを、改めて実感しました。

 

う~みさんの音楽出前授業で私たちが受け取ったメッセージ。

「子供は親が大好き」です。

愛されたいという想いが、挑戦する、やる気の源だと思います。

 

されど、日々、親としては、

子供にどう関われば良いのか、悩むことも多々あることと思います。

 

それは教師である私たちも同じです。

 

教育相談週間では、担任から「有意義な時間だった」というコメントがありました。

 

子供が何をもとめているのか、何をしてほしいのか、

大人も子供と共に学ぶ中で、見つけていけたらと思います。

 

工藤勇一先生の著書にある、宿題を廃止した理由に改めて目を通しました。

家庭学習習慣よりも、もっと大切にすることがある。

 

それは、子供時代の「今」を謳歌する時間を保障することかなと思います。

 

今まで(慣習)にこだわるのではなく、

「今」を大切にしたいと思います。

 

だから、次の言葉を大切に関わります。

 

1 どうしたの?

2 どうしたいの?

3 (私に)何かできることある?

 

正解より”納得解”を探して。

 

引用・転載:京都市立修学院小学校 ホームページ

年の瀬だより〜一年の振り返りで小さな喜びを見つける〜

冬休みに入り、穏やかな天候が続いていました。

29日から降雪量が増え、年の瀬は除雪に追われる日々ですね。

頑張りすぎると腰痛など体に無理が生じます。

病院や整体院なども年末年始はお休みになります。

お風呂上がりにストレッチをするなど緊張をほぐすと回復が早まります。

この時に、「ふーっ」と息を吐くことで筋肉を弛緩させることができます。

心の緊張も深呼吸をすることでほぐすことができます。

 


ほっと一息ついたところで、

今年1年、がんばった自分の体に「おつかれさま」と声をかけてあげまょう。

そして、1年間を振り返り、

プラスの出来事を思い出し、ご家族で話したり書き出したりしてみましょう。

 


学校とは離れますが、印象に残った出来事を振り返ってみます。

北京オリンピックがありました。

スノーボードの岩渕麗楽選手が女子選手では初めてフロントサイド・トリプルアンダーフリップ1260(前回り3回転)に挑戦しました。

転倒はしましたが、世界のトップ選手たちが駆け寄り、その挑戦を讃えました。

実は、予選でも大技に挑戦し、転んで骨折していました。

実況中継では、「骨は折れても、心は折れなかった!」と絶賛されました。

オリンピックは終了。でも、話はここで終わりではありません。

その後、スイスのモンタナで開かれた「THE NINES」で、岩渕選手はトリプルを成功させたのです。

 

<記事>

”岩渕麗楽が北京五輪で感動を生んだ超大技FSトリプル1260に成功 世界初の快挙” 


事後インタビュー動画では、

「成功して嬉しかった。でも、なんで今なの?(北京五輪の後なの?)って正直思った。」

と悔しさも交えつつ、笑顔で語りました。

 仲間からの祝福と拍手の中、最高の舞台(キッカー)を準備してくれた人へ英語で感謝を伝える姿に心が熱くなりました。

 

 

 五輪に限らず、大事な場面で結果が残せない時は起きるものです。スポーツはルールに則った勝負事です。勝つことも、負けることも前提で戦うわけですから、挑戦する勇気を讃えることこそ大切にしたいと思うのです。

 


・・・岩渕選手は五輪後に世界初の快挙を成し遂げた・・・

 

これと同様に、子供やあなたが
たとえ、大事な場面で結果を残せなったとしても、その後、成功をおさめる可能性は大いにあります。

 


・・・「成功」と「失敗」と共通点は何か?・・・

と問いかけがあります。

 


それは、どちらも、「挑戦した証」だということです。

 


成功すれば喜びは得られます。

そして、失敗をなじることは簡単です。

でも、その影にある挑戦を認め励ますことも難しくはありません。

大切なのは、過程を見つめることです。

 


親の立場になると、難しさを感じる場面は多々起きます。

 


たとえ、子供が

学校に行かない選択をしても、

友達と喧嘩をすることがあっても、

約束を守らないことがあっても、

嘘をつくことがあっても、

それは、

成長する過程で抱えている課題に向かう挑戦への証、

時には、課題から逃げている場面も起きうるでしょう。

それは、

子供からの「助けて!」メッセージだと受け取って欲しいのです。

 


誰しも1人では立ち向かえない課題があります。

だから、認め、励ます、応援団が必要なのです。

 


子供の成長を応援する場をつくりましょう。

家庭は基盤であり、学校もその選択肢の一つです。

支えになる相談場所は多々あります。

困った時はお気軽にご相談ください。

 

ある授業で、親子が感謝の句を詠みあったとき、次のような句ができました。

子「お母さん いつも育児で 大変ね」

親「大変なこともね 宝物だよ」 

 

ネガティブな状況をポジティブに捉え方を変えた素敵な句です。

こうした「返歌」で、親子関係が「変化」することもあります。

 

「年の瀬」とは、流れが速い、慌ただしいという意味があります。

考える余裕もないくらい大変な時こそ、

子供の声に耳を傾ける余裕をもちましょう。

 


子供の成長した姿を振り返り、小さな喜びを見つけたら、一言伝えてあげてください。

 

どうか、心身の健康、安全に留意され、良いお年をお迎えください。