2023年7月の記事一覧

プロダンサーによるSTANDダンス出前授業

夏休み前、最後の全校体育は、北海道唯一のSAーYA(せーや)さんによる「STANDダンス」の出前授業でした。

7月には、富良野市、旭川市の小学校でも授業をされたそうです。

今回の授業は、北海道内の学校への出張授業を提供する会社からダンサーを派遣していただきました。

各地で、”ダンス”を通じて自己肯定感や自己実現する力を育もうと、子供たちに楽しい授業を工夫する先生方や外部サポーターの尽力されていることを、とても喜ばしいことと思います。 

また、他の有益な情報やプログラムを開発・提供いただける企業やNPOなどの団体、教育委員会や地方自治体などの後押しのおかげで、子供たちの健やかな学びを支える授業改善や教育課程の充実が図られることについて、心から感謝しております。

 

さて、授業は「ヒップポップ」と言われるダンスの発祥・歴史の紐解きから始まりました。

自分のことを理解してもらうためのアピールとして、

伝えたいのは「愛」というメッセージ、

そして、ダンスを通して、感動が伝わったエピソードなど、

ダンサーとして生きる道を選び、

長年、ダンス講師として活動していることをお話していただきました。

そんな生き方に触れ、素直に受けとめている子供の目はキラキラしていました。

実技に入ると、はじめは、ちょっと恥ずかしそうにしていた子も、あっという間にダンスの魅力に引き込まれていきました。

途中から、

3つのグループでターンする場所が違う設定を取り入れ、

たてわり班でチームごとに練習をしました。

 

リーダのかけ声で子供たちが動き、そこを講師や先生たちがサポートに入ります。

これまでの授業で積み上げてきた「学びに向かう力」が定着してきたことがうかがえます。

 

そして、フィナーレは、全校一斉でのSTANDダンスのビデオ撮影。

自信たっぷりに楽しそうに動く様子がみえました。

自分たちで何かを創りあげていく感覚をこれからも様々な場で発揮してくれることを願っています。

講師のSAーYAさん、ダンスだけでなく、子供たちへの勇気づけをいただき、ありがとうございました。

一小太鼓40th記念出前授業「音を響かせ!」太鼓教室(感想)

7月15日、一小太鼓の出前授業は、ドラマチックな幕開けとなりました。

一小太鼓の立ち上げに関わり尽力された第61回卒業生(昭和35年卒)の方が来校されました。

新曲に挑む子供の活動の様子をみて、

「“素晴らしい!“の一言に尽きる」

とエールをいただきました。

一小っ子は、練習してきた3曲を演奏し、ゲストと保護者・地域の方々を迎えました。

ゲストには、昨年の地域出前教室に続き、北海若衆太鼓19名の打ち手が躍動!

教室のオープニングは、「新」(あらた)という曲を披露され、“心で打つ“音を響かせました。

 

冒頭は、太鼓を打つ基本的な心構えを教えていただきました。

「いい音を出す土台をつくる」という足袋をはく意味も学び、

7月1日に初めて足袋をはいて演奏した「音楽行進」での発表体験とつながりました。

 

それから、たてわり3班の創作活動に一緒に入って”声を出してリズムをあわせる“などポイントを指導いただき、それぞれが新曲を発表しました。

 

その前には、6月、7月と2回に渡って、木村正人さんの演奏指導による基本リズム・節づくりで創作に向かう下地ができていました。

また、4月から、たてわり班の活動に全職員が関わり、異年齢で互いに協力して学び合う楽しさを実感する場が基盤になっています。

共に意見を出し合い、仲間と力をあわせて音を創りあげていく姿には、一体感・高揚感・充実感がみなぎっていました。

 

振り返りでは、若衆太鼓の方から、

「短時間で曲をつくり演奏し拍手をもらいました。みんなの心が伝わった。これはとても凄いことです。」

と励ましの言葉をいただきました。

 

最後に、若衆太鼓が演奏した「しるべ」という曲は、全員ではなく精鋭のメンバーによる演奏でした。

しかし、その漲るパワーは19名の演奏と変わらず、迫力に圧倒されました。

 

授業の終わりに、一小っ子、若衆太鼓の子供たちへのギフトメッセージを贈りました。

「私が若衆太鼓の好きなところは、横でみている仲間からの声援、かけ声です。それも含めて演奏なのだと思います。」

 

大切なのは、人数ではなく、個の力を結集し、心を一つにして、一体感を出すこと。

子供たちには、自分なりの解釈で、「太鼓を打つ心」を感じとってほしいと願っていました。

 

その願いは、音と共に、子供の心に響いていました。

子供たちの振り返り、保護者の感想の一部をご紹介します。

 

<子供の感想(聞き取り)>

・「とっても楽しかった!」と大喜びでした。

・「大きな音でずっとドキドキしていた」と言っていました。

・覚えていてくれた!私も覚えていた!また会えて嬉しい!一緒に曲を作れて嬉しかった!若衆太鼓のみなさんのようにもっともっと太鼓を上手になりたい!好きになりたい!身体いっぱいで表現したい!ひとつになるってすごい!次は学芸会で私たちの曲を聞いてほしいし、一緒に叩きたい!

若衆太鼓のみなさん、大好き!来年も会いたい!もっとゆっくり会いたい!1日いてほしい!もっともっと教えてほしい!たくさん話したいし遊びたい!

・もっと上手になりたい 

・興奮しながら「こう叩いた、あんまり上手くいかなかった、声を出せた、楽しかった」など、身振り手振りを交えて話してくれました。

撮った動画を何度も見ながら、色々解説してくれて

「誰々がうまいんだよなー、この人は去年も来てた」など教えてくれました。

・プロの演奏は凄かった!と興奮しながら話してくれました。

<子供の振り返り>

・太鼓教室で学んだことは、太鼓を使う曲の作り方とみんなでリズムをあわせるのがすごく大事なことです。太鼓教室の皆さんは全員すごく優しくて、いろいろなことを教えてくださり、すごく楽しかったです。叩いてくれた太鼓もすごくすごくて印象に残っています。もしまた会う機会があったら、またその演奏を聴きたいです。

・声をいろんなところで出しているなと思いました。声を出すことは恥ずかしいことじゃないと北海若衆太鼓の人が言ってくれて、私も恥ずかしがらずに声を出したいなと思いました。

・最年長で45歳だったので若い人のチームだと思いました。

・演奏を聴いた時は、とても心まで響きました。心で叩くとはこういうことかと思いました。

・声を出したり、大きい動きをしたりと一小太鼓とはまた違う太鼓の演奏の仕方だと思いました。班に分かれて新しい曲を作る体験では、教わりながら、今までには無かったリズム、動きの曲ができたと思いました。一人だけ違うリズムを叩くところは緊張したけど勇気を出して叩けました。

・北海若衆太鼓の皆さんは表情がとても良くて素敵でした。班長としてやるのがとても難しかったけど、若衆太鼓の人たちに助けてもらっていい曲をつくれたのでよかったです。

・5/6年生の太鼓をたたいた時に力強くたたけました。目線も意識できました。北海若衆太鼓のみなんの演奏を聴いたら、力強くたたいていて、みんなたのしそうにたたいていました。すごかったです。私もみなさんみたいに楽しくたたきたいです。リズム作りでは、若衆太鼓の3人のみなさんとリズムを作りました。いろんな案が出てきて、案を全部つなげてみると、いいリズムが作れました。あり班と、ビタミンB班の演奏もすごかったです。(CCレモン班)

 

<中学年:マンガ思考の振り返り>

<低学年>

・わたしの太鼓の一番の思い出は、曲を作ることをがんばりました。案を一杯出してくれていたので、楽しい気持ちで曲をつくることができました。北海若衆太鼓の人たちが、手伝ってくれて、曲を作るのって楽しいなと思いました。

・一番楽しかったことは、班ごとに分かれてたのしい曲を新しくつくって、最後に楽しくたたいたことが一番たのしかったです。

 

 

<保護者の声>

・今年も若衆太鼓の方たちとの関われる機会を与えてくださり本当にありがとうございました。大人が楽しんでいる姿を子供達が目の当たりにすることで、未来はまだまだ挑戦の延長線上でありそして大人って楽しいってことを感じてもらえる貴重な時間だったと思います。

・フランクな40周年記念であり子供達にとってはたくさん若衆太鼓の皆さんと関われた時間ができて良かったと思います。音を響かす太鼓教室でしたが心まで響かせていただきました。素晴らしい時間と経験、体験を、本当にありがとうございました‼️

・力強く迫力満点の演奏に鳥肌が立ちました。太鼓はこんなにかっこいいんだと改めて感じました。朝早くから東川まで来てくださりありがとうございました。

・今年もお会いできて心震える演奏を2曲も聴かせていただき感無量でした。体育館いっぱい響きわたる太鼓の音、全身全霊の音を、子供達をはじめ会場の皆さんと共に感じられた幸せに感動の涙が自然と出ました。太鼓を通して心がひとつになった時間でした。素敵な時間をありがとうございました。若衆太鼓の皆さんには次は学芸会で子供たちの作った曲を聴いていただきたいですし会いたいです!いつか一緒に演奏できる日を楽しみにこの学びを忘れずに過ごします‼️

・素晴らしい演奏をありがとうございました。演奏の技術はもちろんですが、真剣だったり、楽しく演奏したりする姿、掛け声が、最後まで私たちを釘付けにさせていたと思います。

子どもたちに、人を魅了する演奏を教えていただきありがとうございました。

繋いでいく事、新しいものを生み出すことの素晴らしさを学んでくれたと思います。

・3チームそれぞれ素晴らしい演奏曲になっていて子供の力は無限だなとただただ感動でした。そして若衆太鼓の方たちの助言を聞いてもっともっと素晴らしい曲になり形になり動きになり、完成が楽しみです。

 

この縁が、次の交流につながるとよいなと思います。

 

8月12日、江別市大麻にて、4年ぶりとなる公演が行われます。

一小の子供たちとの交流は、若衆太鼓の方々にとっても、学びのある機会だったようです。

お世話になったお礼に、本番にむけてのエール、応援の言葉を送ります。

(子供たちが考えた運動会テーマをアレンジしました。)

本番前のペップトーク、声に出して活用いただければ幸いです。

協力!できる!

応援!できる!

挑戦!できる!

心で打つ!

北海若衆太鼓!

多くの皆さんに、躍動感あふれる北海若衆太鼓の演奏を感じていただければ幸いです。

 

CS地学協働便り「一小太鼓40周年授業への応援ダイジェスト版」ダウンロード

3校修学旅行2日目

全員元気で朝食会場に集まりました。昨夜は、プールで遊んでお風呂に入って、ぐっすり眠れたようです。デザートにはアイスを数本ほおばるなど食欲も旺盛です。

そして、目線は上向き、エレベーターの上下する様に釘付けになっていました。

朝の身支度もスムーズにでき、予定通り進行しています。

退所式では楽しい思い出ができたことに感謝とお礼を伝えました。

また、思いがけず、ホテルの方からお土産をいただき、喜んでいました。

小樽水族館へ向け、車内では三小担当バスレク、「キャラ当て3ヒントゲーム」「イントロクイズ」などで賑やかです。

 

水族館に到着。

班ごとに見学に向かいます。

イルカショーでは、歓声と拍手がわきました。

昼食はカツカレーを完食。

午後からは制作体験。

砂で模様をつけるサンドブラスト、ホビー用のルーターで直接ガラスに描くグラスルーティング、

小さいガラスを貼り付けるフュージング、

とんぼ玉の中からやりたいものを選択。

集中して作業に取り組み、

1時間程度で完成しました。

その後、小樽運河周辺でグループで散策しました。お目当てのお店を訪れ、お土産を買うなど、短いひと時を楽しんでいたようです。

時間通りに集合し、お世話になった写真者さんとお別れして、帰路につきました。 

<感想発表>

楽しかったこと・学んだこと

・お金の大切さ、使い方を学んだ、よく考えてお買い物をする

・ウォータースライダーにチャレンジ、最初は怖かったけど、楽しめたし、みんなで譲りあった

・動物園のリーダーとしてみんなを引っ張った

・移動の時間が決まっていて、しおりをみて行動できた

・動物園、水族館で動物に触れ合ったこと

・みんなと一緒に行動できたこと

・泊まるのは心配だったけど、みんなと協力して過ごす

・バイキングは自分の食べられる量を考えた

・友だちに話しかけることをがんばった

・ハイエナを見られたこと、グッツを買ったこと

・ホテルの部屋でみんなで遊んだこと

・リーダー会議でメモをしてみんなに話を伝えた

・修学旅行の学びを生かして、お買い物をしたい

・班長としての役割を果たした

・流れるプールで楽しく遊び、平泳ぎを学んだ

・小樽散策で時間がギリギリになったけど間に合ってよかった

・開拓の村で昔の建物が見られてよかった、マネキンのある家でビックリした

・部屋でカードゲームをして、お菓子を食べたこと

・ガラス制作体験をしたこと

・散策で自分の行きたいところに行けてよかった

・時間を守ることが難しかった

・家族や自分のお土産を買うこと

・動物が可愛かった

・友だちとたくさんお話しができてよかった

・夜更かしをしたけど、ちゃんと眠れた

【エピローグ〜感動の再会 】

 

 

3校合同修学旅行スタート1日目

早朝から、5・6年生が修学旅行に出かけました。保護者の皆さんに見守られながら、子供たちの表情から小旅行で冒険するワクワク感が伝わってきました。

 

行きの車内は一小担当のバスレクで盛り上がりました。

 

途中工事で高速道路が普通区間があり、15分遅れで到着。

 

道中の雨も上がり、曇り空の中、開拓の村を見学しました。

班ごとに仲良く協力して様々な体験活動を進めています。

以前見学に来たことがある子もいたようですが、大半は初めてのようです。

鰊番屋で炉端を囲む、印刷体験をするなど、当時の様子に思いを巡らせました。

昼食バイキングでは、焼肉、寿司、揚げ物、デザート、よりどりみどりで満喫していました。

率先して肉を焼いておもてなしをする子が、家でよくやるんだよと教えてくれました。

また、綿飴も自分で作るサービスもあり、行列ができていました。

ラーメンをゆで方など、互いに情報交流する様子も見られました。

エネルギー補給した後、円山動物園に向かう車内は、マジカルバナナなどの遊びや歌声などで賑やかです。

動物園では各校合同チームで見学しました。

計画をした順路を考え時間を守って行動できました。

ゾウの展示施設では、

「映画館みたいだね」

との声が聞こえてきました。

ガラス越しとはいえ、ヒグマの迫力を感じる場面もありました。

また、思い出づくりに名前入りの記念メダルや動物に関するグッズを入手するなど、その子らしさを感じる微笑ましいひと時もありました。

ホテルへ向け、二小担当のバスレクが始まりました。次々にクイズが出され、盛り上がりました。

そしてホテルへ到着。

一小の司会進行で、施設の方へ代表児童が挨拶しました。

館内利用の諸注意やマナーについて、しっかり話を聞いていました。

 

非常口の確認、班長会議の後、

お待ちかねの夕食バイキング。

色とりどりの具材がお皿にのせられ、

「いただきます!」

黙々、モグモグ、

しばらく経つと、

「あー、おしい〜」とか、

「やった〜!」

と賑わっています。

気がつくと子どもたちの目線が上を向いています。

その先には、

ライトアップされたエレベーターが

11階のてっぺんまで辿りついたのを喜んでいることがわかりました。

その様子が面白くて、記念撮影しました。

夜は、流れるプール、ウォータースライダーなど、思い存分、水遊びを満喫していました。 

上川管内の学校も多く、お土産をもとめる子どもでショップも賑わっていました。

2日目は小樽に向かいます。

明日に備えて早めに就寝している模様です。

いつも落ち着いている子がハイテンションで楽しさ全開の姿もあれば、

自分で考えてから行動する、

周囲の人への配慮し仲間に声をかけあう様子も見られました。