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自己肯定感を育む「ホーム」の活動~心のキャッチボール~
後期たてわり班活動がスタートしました。
新チームが決まり、今後の活動への意欲づけをするために、
「心のキャチボール」をテーマにワークショップを行いました。
朝のチャレンジタイムは15分間です。
登校した子供は次々とスマイルルームに集まってきます。
3つのチームが車座になって、活動スタート。
「おはようございます!」(おはようございます!)
「挨拶をなげたら、挨拶を返してくれたよね。」
ボールを投げたら、ボールが返ってくる、こういうのを何というかな?
(キャッチボール)
「では、投げているものは何かな?ボールじゃなくて、漢字一文字が入る。」
(声)
「それ、正解。」
とっさに、演劇的手法を活用して、「あ」を言うワークを入れました。
(びっくりして、「あ!」)
(かなしそうに、「あ~」)
(100円拾った!「あっ!」)
手を上げる、頭を抱える、指をさす、動き回るなど、瞬時に反応する子供たちの表現力はなかなかのものです。
「今やったのは声ね。今まで、楽しい活動をたくさんしてきました。リトミック。音楽にあわせて体を動かす。太鼓も同じです。」
「今日やるのは心。心をなげかけて心を受け取る、それを体で体験します。」
その後、即興(インプロビゼーション)演劇につながるワークを取り入れました。
<グループワーク>
・パチンと手をたたいて渡す
・「あなた」と手刀でさして渡す
・「100円落としたよ」で渡す
・「アイス食べちゃった」で渡す
<ペアワーク>
「ドラえもん、ドラミちゃん」(握手でつかむ・逃げる)
子供たちは、ルールを瞬時に理解して、「心」の玉(ボール)をなげて、キャッチする活動を愉しんでいました。
楽しい時間は、自分たちで考えて創り出していこうと伝えて、「お開き」としました。
すると、クラスの朝の会で、一年生が、
「お昼休み、”ドラえもん、ドラミちゃん”をやりましょう。」
と提案したという話が聞こえてきました。
後期も、ますます、躍進が期待できそうな雰囲気を感じました。
一小ホーム音読チャレンジ
たてわり班で練習してきた音読を班ごとに披露しました。
『話す聞くスキル3』にある教材文を使いました。
A班「七色とうがらし(口上)」
(京都は東山・三年坂を下ってまいりますと、かどに七味屋さんがございます…)
B班「花いちもんめ」
(勝ってうれしい花いちもんめ 負けてくやしい花いちもんめ…)
C班「自己紹介」
(私の名前は田中たつやです。去年は2年1組でした。…)
全学年が一斉に読むことを考えて、簡単すぎず、難しすぎず、程よいモノを選んだようです。
どの班も、基本の「追い読み」で披露しました。
声を揃えて、発表することができました。
3班の発表の後は、全校音読にチャレンジしました。
教材文は、『話す聞くスキル2』にある
「はるのさんぽ」(まど・みちお)です。
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どこも かしこも いちめんの なのはな レンゲソウ
ほら あそこを のそり のそりと ウシが あるいているでしょう…
…
のそり のそり のそりと
はるの さんぽに
でかける ところですよ…
_____
初めに先生がリーダーとなって「追い読み」をしました。
読み方を変えるとリズムも変わり、手振りをつけたり、場面に合わせて読みを工夫する様子も見られました。
2回目は、「みんな読み」をしました。
表現を工夫するよりも全員で声を揃えることに意識がいくようでした。
教材には、さまざまな読み方のヒントが書かれています。
チャレンジには「アリゾウ読みをしよう」とあり、
(これは一体、どのように読むのだろう?)、
と大人でも考えさせる「問い」があります。
おそらく、
「これはこんな感じかな」と読みを工夫しようと挑戦する子が出てくると思います。
こうした活動を通して、自分で「やりたい」気持ちが高まり、
他者と意見を交流する中で、
「協働的な学び」が生まれてくることを願っています。
レッツ朝活!リトミック!
6月8日、「たてわりホーム」の朝活は、初めてリトミックにチャレンジしました。
講師の先生が、
「リトミック、やったことある人?」
と聞くと、なんと!一人も手が挙がりませんでした。
幼稚園・保育所では経験していると思うのですが、名前を知らなかっただけだと推察します。
<講師 おとらぼ 戸田 佳代子さん>~普段は幼児、親子、高齢者など幅広くリトミックを指導されています。
※おとらぼのリンクからは高齢者の施設での多世代が集う演奏交流が紹介されています。(旭川ケーブルテレビ ポテトで放映された内容です。)
ピアノがなると、リズム打ちが始まりました。
音が止まると手拍子を止めるルールです。
うまく止められずに、ニコッとする様子をみると、
(あっ、しまった)という心の声が聞こえるようです。
たてわり班に分かれて、2人ペアをつくります。
両手をあわせてポンポンと手をあわせますが、痛くないように優しく手をあわせます。
ギャロップであちこちへ移動します。
ぶつからないように、周囲を気遣う姿がみられました。
音が止まると、その場に止まる。
途中で、音に合わせて「座る」、「ジャンプ」も入ります。
子供の動きをみながら、伴奏でリズム、テンポを変えて、調整力を鍛えます。
動きながら、前のペアをみつけて、ひざポンをおさらいします。
初めは戸惑いつつも、音に合わせていろんな動きをする中で、
次第にみんなの輪の中に入り、コミュニケーションを楽しむ姿が見られました。
講師の先生とハイタッチでさようなら!
「また、リトミックやりたいなあ。」
楽しい朝の始まり、たてわりホーム活動でした。
その後、1・2年生の音楽の授業でも、様々な音遊びを楽しみました。
お昼時、1年生が、
「今日は楽しかったなあ」と呟いていました。
先生たちも一緒に動いて、リトミックの技を学ぶことができました。
講師の戸田佳代子さんから、応援メッセージをいただきました。
リトミックは、遊びながら集中力やコミュニケーション能力を向上するとともに、意図的に自律心や状況判断力といった力も養うことができる、便利なツールでもあります。
行動や声量のコントロールなどが難しいお子さんにも、楽しみの経験を通してコントロールを身につけることができてきますので、日々の遊びの中にもご活用いただければ幸いです!
早朝から有意義な時間をつくるために、ご指導・ご協力いただき、ありがとうございました。