【一小っ子集会】このまちの「ふつう」は「ふつう」ではないをみつけよう

5月の集会

連休明け、5/9(月)中休みに全校児童が体育館に集まってきました。

コロナ対応で密を避けようと集会ができない学校もある中で、

少人数である本校では、集まることについて「ふつう」に感じているのかもしれません。

 

児童会の代表の子の

「おはようございます!」

を合図に、子供たちが元気に挨拶をしてくれました。

挨拶の声からエネルギーが伝わってきます。

これも当たり前ではなく、「有り難い」ことと感じます。

 

連休中の過ごし方を問い、

初めて出会った人との話をしました。

「その人がつくった大きな石の塊が、学童保育が行われている施設の中にあります。」

「その施設の入口にも、種みたいなものがついた門があることを知っていますか?」

その存在に気づいている子供が、その形を手で伝えてくれました。

「その人がつくったのは彫刻といいます。」

それを知ったときに、とても嬉しかったことを伝えました。

 

「何か見つけたら、どうしてここにあるのかな?と考えてほしい。」

「身の回りにあるものの不思議をみつけよう。それが本当の勉強です。」

 

大人が「探究的な学び」の視点をもつと、

子供が何かを発見する機会を「待つ」、「見守る」関わりが生まれてきます。

 

ヒントは一冊の本です。

『東川スタイル』の帯びに書かれたキャッチコピー、

~このまちの”ふつう”は、ふつうではない~

 

「まち」を「人」に変えてみたら、きっと、他者理解が深まるでしょう。

 

多様な価値観を認める素養をつけることが、

「個別最適な学び」、「協働的な学び」につながると考えます。

 

5月は「探究するナビゲーター」になって教室を回り、子供の素敵を発見をお伝えしてまいります。