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Let’s Jump! たてわりホーム1年間の成長の奇跡
たてわりホームの活動で積み上げてきた自己選択・自己決定する力、協働する力が成果となってきました。
朝の活動では、互いに声をかけあいながら、上の学年が下の学年に伝えるなどの学び合いが自然に行われています。
<2・3・4年生全員で太鼓の練習をする場面>
<4年生が2・3年生に基本リズムを伝える場面>
別教室では、リズムジャンプで体づくりをしています。
上半身と下半身で違う動きをする練習で、調整力やリズム感を養います。
ラインを2本使って、廊下と教室をグルグル回るサーキットのように場を工夫しています。
担当の先生も出来るかぎり一緒に活動に参加して子供たちのやる気を後押ししています。
足を交差して、逆交差と連続ジャンプのたびに、手の動きも変えてリズミカルにジャンプしています。
これは、リズムトレーニングというものですが、太鼓と同じで全身運動です。
上肢・下肢のコーディネーション力が鍛えられます。
はじめは、うまく出来なくても、やろうとすることで脳に刺激が伝わり、次第にできるようになります。
リズム感がよくなれば太鼓も上達していくと想定し、
基礎感覚を養うことをねらいとしています。
どんな活動でも、自分たちで工夫して、助け合い、協力することは同じです。
たてわりホームで培ってきた成果は、今後の子供1人1人の成長のプラスになっていくと思います。
子供たちの成長の姿に拍手を送りたいです。
音で遊んでふしづくり~世界を旅する打楽器奏者まーちゃんライブに学ぶ~
6.13文化芸術による子供育成推進事業(芸術家の派遣事業)①を行いました。
全3回の出前授業では、太鼓をつかった創作活動を継続して行うことを意図しています。
講師は世界を旅する打楽器奏者木村 正人さん(愛称 まーちゃん)
今回の授業で子供たちが得たものは、
【思考アップデート!】です。
全校児童26人は、はじめて、同時に19台の和太鼓を叩きました。
「たてわりホーム」の活動は、ここにつながるように仕込みをしてきました。
年齢差関係なく、同じリズムを叩く場を創ったのは、心を一つにするためです。
一小太鼓は学年ごとに練習し発表する。次の学年に教えるときに交流するというのがこれまでの流れでした。
しかし、30周年のビデオをみたときに、驚きました。
学年の枠をはずして、すべての太鼓を使って子供たちが一同に叩いている姿。
それは、今、失われていました。
それまで3つの大太鼓、スネアみたいな音のする小さい太鼓は眠っていました。
先週、金曜夜、一小太鼓の地域サポーター「からだげんき太鼓サークル」に参加した大人4人で大太鼓をギャラリーから降ろしました。
大太鼓が使われなかった理由は、
人数が減ったこともあったのでしょうが、
おそらく、台がなかったからです。
だからノコで古い台を切って作りました。
前日に職員がV字に19台の太鼓をセッティングをしました。
講師の先生をお迎えする前、準備体操で簡単なリズム打ちをしました。
初めてでも、全員が息のあった音を奏でました。
休み時間も自ら太鼓で遊んでいる子供らの即応力はすごかったです。
そして、木村さんを迎えました。
日本にはない中南米のリズム打ちを体感。
ジェンベ、コンガ、シェケレ
そして、木をくり抜いた自作の太鼓、
ドラムス、
流れるようなデモ演奏に拍手が湧きました。
「やりたい!」と手を挙げた代表の子が楽器体験しました。
そして、全員で中南米のリズム打ちで”世界へ旅”に挑戦しました。
初めて触れるリズムは難しかったのですが、
2時間長丁場、子供らは果敢に練習、
休憩中にはレパートリー3曲も演奏しました。
今年、初披露だったためか、かなり気合の入った演奏でした。
「ここまで叩けるとは、素晴らしいですね」
マーちゃんにお褒めの言葉をいただきました。
また、午後、上教研音楽班研修も行われ、
まーちゃんと地元の太鼓チーム羽衣太鼓と共に、近隣の音楽の先生方も太鼓で創作活動に挑戦しました。
音楽の先生でも和太鼓は初めてという方が多数いらっしゃいましたが、
わずか15分で1曲の創作ができたときにはバチの拍手と歓声がおきました。
3つのグループに分かれて、
主体的、対話的、協働的な学び、アクティブラーニング授業モデルを
和太鼓演奏で体感しました。
「3つのパートをつなぎます。」
(わーっ!)
反応は、ほぼ、子供相手の授業と同じでした。
どう繋いだらかっこいいかを意見交換後、
あわせてみました。
3つ目のグループのラストの節を全員で叩くことにして練習。
音感がいいから直ぐに音が揃います。
そして、創作した3つのメロディがつながり、最後の掛け声が決まった瞬間、
バチの拍手とともに、みんな笑顔でした。
この空気感は、ライブで一緒に体感して伝わるものです。
音楽は眉間にシワをよせて苦しそうに練習するものではなく、
気軽に楽しむところから始めることが何よりだと実感しました。
休み時間、子供たちが楽器のまわりに群がって興味津々で触っている様子は、
「やりたい!」気持ちの表れです。
そして、放課後も、まーちゃんのところに集まって、ドラムセットに座って叩いている様子がステキでした。
一小の子供たちが太鼓を通して得るものは、
心で打つ。
人の心を打つ。
感動を創り出す。
他にもたくさんの学びが生まれるでしょう。
午前も午後も、ラストの演奏では、木村さんの華麗な演奏でRavvastが活躍しました。
2月のRavvast「音楽の森」出前授業の文化は、今も子供たちの心の中に流れています。
【CS便り】感動!「子ども太鼓教室」
10/22(土)、江別の和太鼓チーム「山口太鼓流 北海若衆太鼓」10名の方々をお招きして、「子ども太鼓教室」を行いました。一小太鼓メンバーに加えて、近隣の和太鼓愛好者も含めて10名が和太鼓練習を体験。参観者を含めて総勢30名で迫力ある演奏を堪能しました。
和やかな自己紹介に始まり、遊んで体をほぐし、リズムの唱和や構え方など、目で見る、耳で聴く、体で感じて「心で打つ」太鼓の魅力に触れ、子どもの変容する姿がみられました。
お別れの際、子どもたちは若衆メンバーに直接お礼を伝えることができました。心で感じたことを素直に言葉にしているところが素敵でした。その言葉を聞いて、メンバーの方々も嬉しそうな表情で「いい音を出している」「太鼓に向かう姿勢が素晴らしい」など声をかけてくださいました。子どもたちには励みになったことと思います。
また、心が震える演奏を、保護者、CS委員、地域の方々と一緒に体感できたことを嬉しく思います。運営面でもサポートいただき、心から感謝しております。
参加者の感想など詳しくは
【地学協働便り】「熱烈!感動!若衆太鼓」をご覧下さい。
学校だよりのページからどうぞ!
運動会にむけて「自動前心」
6/1、総練習の予定でしたが、明日と明後日は雨予報のため、本日の全体練習の時間を拡大して対応することになりました。
開会式、応援合戦、徒競走のあと、「一小太鼓」3曲を演奏しました。
学年が上がるにつれ、リズムがぴったり迫力が出てきます。
経験を積む中で、互いの成長を認め励まし合う雰囲気が伝わってきます。
全校玉入れは、グループに分かれてチャレンジしました。
今年の運動会テーマは、
「あきらめずに 走りきれ!レッツーゴ ー小っ子」
開閉会式の運営や、整列・入退場も含めて、
児童会の担当の子が声をかけて、
自分たちで運動会をつくろうという意欲が伝わってきました。
放課後は、予想通り、雨となりました。
今週末の天気は曇り予報となっています。
練習の成果を発揮できるよう準備をすすめてまいります。
*学校便り5月号を発行しました。
「学校だより」のページからご覧下さい。