学校からのお知らせ

命を守るオンライン合同防災教室

防災合同学習

2/28、福島県浪江町、熊本市、東京都、東川第一小学校の4校を結び、防災教室を行いました。

冒頭は気象予報士と防災士の資格をもつ方から防災クイズが出題され、様々な想定による避難の心得について学びました。

例えば、次のような事例です。

・水難時の行動について、1階、2階にどちら避難するか?

・絵文字から避難所と避難場所の違いを見分ける

・ホイッスルは防災グッズのバックに入れるか、入れないか?

 

その後、震災遺構見学の動画を視聴。

浪江町の学校からは、引渡し訓練など防災の取り組みについて発表がありました。

生活環境や経験値も違う中で、気軽に交流する難しさはありましたが、質問・感想を求められた際に、積極的に挙手する他校の生徒の姿を見て、子供たちは何か感じてくれたのではないかと思います。

この教室を企画された尾西食品からは防災食が提供され、避難時を想定して水から戻す実習も行いました。

家族の状況に応じて3日分の備えをしておくことや、アルファ米の製造過程についても学びました。

子供たちは、地域によって避難の仕方が違うことについて様々な気づきがあったようです。

1月に行われた一日防災学校での学びと関連づけて、日常生活で安全について見直すきっかけになればと願っています。

授業にご協力いただいた関係の皆様に感謝申し上げます。

 

子供の自己肯定感を育む大人の学び講演会”リーダー・上司・親・先生必見”「やる気を引き出す言葉の力ペップトーク」

保護者・地域住民・学校関係者 各位

校長 荒谷卓朗

昨年末、保護者対象に行った大人の学びの機会アンケートにて、

「子供への言葉かけについて話しを聴きたい」

という要望の声をいただきましたが、その機会を設けることがなかなかできませんでした。

この2月、運よく、教育へのペップトーク活用について、一緒に研究を進めている仲間の講師が、オンライン講演会を実施することになりましたので、お知らせします。

基本は有料ですが、講師の紹介で無料受講できますので、受講を希望される方は荒谷へご連絡ください。

日程は添付のチラシをご覧ください。

 

※ 最下段に講演会の申込リンクがあります。

(講師紹介:浦上 大輔氏は旭川市で過去2回、出版記念講演会を行っています。)

さて、この講演会を案内した背景には、子供の成長を支えになるのは本校の関係者に限った話ではないという実情があるからです。

改訂された「生徒指導提要」には、次のように明記されています。

生徒指導上の課題が深刻になる中、何よりも子供たちの命を守ることが重要で
あり、全ての子供たちに対して、学校が安心して楽しく通える魅力ある環境となるよう学校関係者が一丸となって取り組まなければなりません。その際、事案に応じて、学校だけでなく、家庭や専門性のある関係機関、地域などの協力を得ながら、社会全体で子供たちの成長・発達に向け包括的に支援していくことが必要です。

オンラインでつながる今、さまざまな課題は、どの子にも起きうることです。

つまり、その課題に対応するために、地域に知見のある方がいない場合は、他地域と連携していけば良いということです。

(6日の夜、東川町の学校図書館の有効利用を図るために、外部講師を招いての研修が行われ、教育委員会、校長・教頭、図書ボランティアの方が参加しました。ディスカッションでは、「図書館登校」という言葉が取り上げられ、生徒指導との関連性、読書環境を整えることと児童生徒の心のケアなどについて活発な意見交換がされました。)

 

上記の前提を踏まえた上で、

以下、本校の実情と、次年度に向けた生徒指導の動向をお知らせします。

その中で、なぜペップトークなのか、についても考える機会になれば幸いです。

 

1月17日、本校研修にて、「教育課程改善アップデート研修」と題して、ペップトークの活用について講演しました。

次年度の教育内容を創る上での基本スタンス、私たちの「あり方」について考える機会になればと考え、事例を交えながら「ペップな心と言葉」を身につける授業づくりについてお伝えしました。

教職員の感想では、肯定的な回答をいただきました。

<一番印象に残ったこと>

・「とらえ方変換」は意識すればできるので,少しずつ考えを変えていきたいと思いました。子どもへの声かけを意識していきたいです。子ども達へかける言葉のレパートリーを増やしたいと思いました。
・人間は足りないものを最初に認識する
・指導は、否定の言葉でしない。
・児童の気持ちや行動を支える言葉がけが大切だと思いました。
・承認されている安心感があると自分を出すことができる。

 

その後、1月末から道徳授業では、子供の自己肯定感を育む関わりを大切にした授業が全校で展開されています。

子供たちはお互いの良いところを手紙や付箋に書いて渡すなど、認め合って嬉しそうな表情を浮かべ、教室には、今、あたたかい空気が流れています。

 

2月6日、職員会議の折、次年度に向けた重点目標「優言実幸」の具体化について、お伝えしました。

この言葉は、「優しい言葉で幸せを実らせる」という造語です。

研修でも伝えた言葉を、職員が自分の言葉でフィードバックしてくれました。

 

子どもを変えるには大人が変わらなければならないのと同時に,子どもから信頼される存在にならなければならないと感じています。子どもからの信頼を得るためにもペップトークはとても良いものだと感じました。来年度はこの学校がさらにあたたかい場所になればいいなと思っています。職員が生き生きと働けることで,学校にもうるおいがもたらされると感じています。来年度は職員室が,子ども達の話や普段の悩みなどを気軽に話せる居心地のよい場所になることを願っています。「優言実幸」を学校全体で取り組めたらいいと思います。

 

(職員のフィードバックにはQ(質問)も含まれているので、Q&Aのように解説を記します。)

まず、先生が心に余裕を持って生活することが、子供に寄り添う上で大切だと思います。そういう環境を創るためには、先生が自分自身を好きでいること、認め合う関係性があり、心理的安全性が保たれることが始まりです。

 

笑顔のあふれる学校になるといいと思います。
児童の行動を認めてあげることは大事だと思いました。活動の中でも、ある程度担任の方でできると感じたら、児童に活動を委ねる場面をつくるときがありますが、自分で委ねると決めたときには失敗しても悪い言葉がけはしないようにしています。自分たちだけで行動できたことを増やしていけば自己肯定感も高くなっていくのではないかと思いました。行動を支えていくのはやはりそれを見ている担任の言葉がけが重要なのだと思いました。


「笑顔のあふれる学校」は、私の教育理念でもあります。

信頼関係を築いている人だからこそ、適切な関わりができるわけですから、担任の言葉がけは子供の支えになる重要な”仕事”(=幸せを創る事)です。

この決意こそが、ペップなマインドだと思います。

とは言え、課題もあります。

できない自分を受け入れられない子も多くいます。そんな子たちにはできなくてもいいと,気持ちを緩めるところから始めたいところです。そんな子どもたちにはどう声をかけていくべきなのでしょうか。

「小さなできた」を一緒に見つけて「できたね」と言っていくことが始まりかと思います。登校する過程で言えば、朝起きる、歯を磨く、身支度をする、歩いてくる、など「小さなできた」の連続があるのですから。

教室で、できていないと感じる時でも、実はできていることは山ほどある、そこに目が向いていないだけということに気がつくような関わりを授業で行うことが始まりかと思います。

例えば、「パズルのピース」や「ランドルト環」を掲示して、子供が気がつくような視点を与えてみてはいかがでしょうか。

 

今日お聞きしたことは,今求められている主体的,対話的,探究的な学習を進める上でもとになっていることなのだと思いました。

 

その通りです。学習の根底には、やる気が満ちてくる状態、やらされている感じよりも、「その気」になる環境づくりが大切です。話を聞いてみて、「わかる気」がする、挑戦する際に「できる気」がする、という”過程”を大切にする関わりが、子供が学習に向かう力の支えになります。

 

上記の関わりを教育活動全体に浸透させていくと、

子供が自分の良さを見つけて、挑戦するようになる、それが将来の”職業”選択につながっていく。

つまり、キャリア教育をアップデートする授業を核に学校経営を進めて、

子供たちが1日の1/3を過ごす学校生活の充実を図っていきたいのです。

これを名づけて、

”Career PEP”の授業、”Career PEP”の学校づくり

とします。

現在、そのための教材開発、授業開発、学校のシステム開発を進めています。

放課後、職員室、校長室に集まってきた職員が、授業の振り返りなど声を掛け合い、ワクワクしながら明日以降の授業準備・作戦会議をして、勤務時間終了と共に帰宅する。

そういう学校づくりを目指しています。

すでに、その変革の手応えを感じています。

 

勤務終了後の自己研鑽で良い気づきをいただきました。

働き方改革=”Life time PEP”

働き方改革とは、幸せな「人生の時間」を応援すること。

この言葉の響き、いい感じです。

 

ペップトークが初めての方は、

幸せな人生づくりについて考える、良い機会になると思います。

時間は有限です。それは命の時間です。

キャッチアップしていただきたいです。

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※ 最下段に講演会の申込リンクがあります。

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「やる気を 引き出す言葉の力ペップトーク」

■励まし方にはコツがある
アメリカのスポーツの試合の前に
監督が選手に贈る激励のショートスピーチ・ペップトーク。
やる気を引き出すペップトークのエッセンスを、
家庭・教育・ビジネスで使える「励ましの技術」として確立しました。

■参加すると
①励まし方のコツをつかめます
②普段の言葉をポジティブに変換できます
③自分や相手の応援する言葉がけができます

■講師
浦上大輔
日本ペップトーク普及協会専務理事

■開催日時(内容は全て同じです)
zoomで行います
①2月8日(水)20:00〜21:00
②2月9日(木)13:00〜14:00
③2月11日(土)13:00〜14:00

好評につき日程追加します!
④2月22日(水)13:00〜14:00
⑤2月22日(祝)20:00〜21:00
⑥2月23日(祝)10:00〜11:00
⑦2月23日(祝)20:00〜21:00

■参加費
一般     1500円(クレジットカード決済)
わくわく会員 無料ご招待

■申し込み
https://ex-pa.jp/item/46838

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無料ご招待については、以下から荒谷へお問合せください。

http://mail-to.link/m8/7ungn5

メール問い合わせ

地域学校協働活動「一日防災学校」にチャレンジ!

「一日防災学校」とは、通常の避難訓練に加えて、日常の安全・防災について、じっくりと授業で考える取り組みです。

北海道の各支庁振興局のサポートで、各地の学校で取り組みが行われています。

今回、冬場の防災をテーマに、

子供向けの「防災DOかるた」、大人向けの「DOーHUG」を活動に取り入れ、

地域の大人と一緒に対話的な学びにチャレンジしました。

写真はご協力いただいた地域の皆さんです。(感染予防対策の観点から人数限定で呼びかけました。)

【第一自治振興会役員、町議会議員、学校運営協議会委員、東川町役場企画総務課、美瑛町役場総務課の皆さん】

 

まずは、礼状にて概要をお知らせします。

写真から、子どもたちの学びの様子をご覧下さい。

モチベーショナル・トーク~心のあり方で行動は変わる(学校便り1月号)

早朝、-24度を記録した1月30日、2年生の子どもたちが築山でスノーチューブやそり滑りをして遊んでいました。

積雪のため、なかなか滑らない斜面状況で、

「どうすれば滑るかな?」と、ワイワイといいながら、

遊びを「探究」する姿が素敵でした。

さて、1月の巻頭言の抜粋です。

今月のキーワード「冒険心」・・・スノーチューブで滑る人の心理を考えてみましょう                              

東川町立東川第一小学校長  荒 谷 卓 朗

 モチベーショナル・トークとは日常のやる気を高める声かけです。例えば、毎日交わす挨拶。「こんにちは」と声を掛け合うだけで元気になります。逆に返ってこないときは寂しい気持ちになります。挨拶一つで相手意識、つまり、相手を思う「心」が育っているかどうかがわかります。

《素朴な問い》

厳寒の中、スノーチューブで遊ぶ子供の心理状態は?脳内では何が起きているのでしょうか?

人が行動を起こすには動機があります。ほぼ動物的なカン、やらざるを得ない状態になる、興味・関心が高まった時、人は動きます。

高出力のエンジンがフル回転するように、やる気がみなぎる環境を創り出せたら、どんなにいいでしょうか。

子供の姿を見ての考察を綴ってみました。

続きは、学校だよりのページからご覧下さい。

学校だより > R4学校便り > R5一小便り1月号.pdf

《後期学校評価の結果》

→学校運営のページからご覧下さい。

一小マッキ-?が登場!

1/29日、午前、PTA主催、「一小巻き大会」が行われました。

突如あらわれたゲストは、ゆるキャラのマッキ-さんです。

なぜか、頭部は「太鼓」でできています。

そして、手には「巻物」をもっています。

自由研究で卒業生が考案したという話ですが、

その名は、知る人ぞ知る、今は謎めいた非公認キャラ的存在となっている模様。

 

中学生も多数参加し、

食材準備の仕方、調理の仕方、巻き方など、

先輩から受け継がれるイベントづくりを学ぶ機会になりました。

小学生、幼児も一緒に体験を楽しんでいました。

大人も初参加の方が多かったのですが、

子どもと一緒に楽しむ様子に心が温かくなる一日になりました。

様々な準備・ご協力をいただいたPTAの皆様方、ありがとうございました。

マッキ-もおつかれさまでした!

 

氷まつりに向けて

東川町で21日(土)から行われる氷まつりに向けて、今年もアイスキャンドルの作成が始まりました。

ご家庭で作っていただいたものを一度学校で集めるとのことで、玄関前にキャンドルが並べられています。

21日の夕方、キャンドル点灯式にPTA有志で参加する予定です。

幻想的な景色が見られることでしょう。

子供たちにとっても思い出づくりになれば良いなと願っています。

学校閉庁日

学校閉庁日 12月29日〜1月4日

緊急連絡は 82−2111 へお願いします。

コミュニケーションの教育で「自動前心」

12/12(月)開校記念日です。

教育委員会主催で以下の研修が行われます。

 

「コミュニケーション教育講演会」のご案内
近年、子どもたちのコミュニケーション能力の重要性が話題になっています。

現在、国内小中学校の国語教科書でもその創作演劇手法が紹介されている、

劇作家 平田オリザ氏をお招きして講演会を開催いたします

【一般向け】

日時:令和4年 12 月 12 日(月)18:45〜20:15
場所:東川町農村環境改善センター
演 題:『新しい学力、新しい学校観』
講 師: 平田 オリザ 氏
申込み:12/7〆
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSd4mirlThaA3Ua1-ycqZbDxVaVdFFSUIfzntKFaWq9Yqat65Q/viewform

午後:教育関係者むけの講演もあります。

問い合わせ:東川町教育委員会 http://higashikawa-edu.jp/

一小太鼓看板リニューアル!*CS便り

一小太鼓太鼓看板

一小太鼓のシンボル、玄関横に新しいPR看板が設置されました。

デザイン募集はコミュニティスクールが呼びかけ、多数の児童が応募、なんと、保護者からも応募がありました。

採用された図案は6年生がipadで描いたものです。デジタル世代の今どきの子供のデザインです。

この看板の取り付けに関わって、防腐処理された木枠も新たに製作しました。

設置した業者さんによれば、20年近くは持つだろうとの見解です。

シンギラリティと呼ばれる時代、未来はどうなっているかは予想だにつきませんが、今、この瞬間、新しい時代の幕開けと考えています。

一小の伝統を守る機運の高まりと共に、今月、新しい企画も持ち上がっています。

それは改めてお知らせします。

東川町教育委員会をはじめ関係各所のご協力に感謝申し上げます。

子供のデザイン

 

学校評価(前期)の公表資料、9月学校便り発行について

朝晩と日中の寒暖の差が出てきて、秋の深まりを感じます。

さて、本校は前後期制のため9月30日が終業式となります。

今週末に前期の通知表が渡され、子供の成長の様子や今後の指針などについて、担任からの励ましの言葉を添えて、お伝えすることになっております。

通知表に目を通しますと、日常授業や学校行事などで活躍した子供の姿が思い出されます。

これまでを振り返り、

児童アンケート、保護者アンケートをもとに、前期の学校評価についてまとめました。

『学校運営』のページにリンクしましたのでご覧下さい。

あわせて、9月の学校便り(巻頭~「大人も学びの機会を!」)を発行いたします。

ご覧いただければ幸いです。