たてわりホームの活動で積み上げてきた自己選択・自己決定する力、協働する力が成果となってきました。
朝の活動では、互いに声をかけあいながら、上の学年が下の学年に伝えるなどの学び合いが自然に行われています。
<2・3・4年生全員で太鼓の練習をする場面>
<4年生が2・3年生に基本リズムを伝える場面>
別教室では、リズムジャンプで体づくりをしています。
上半身と下半身で違う動きをする練習で、調整力やリズム感を養います。
ラインを2本使って、廊下と教室をグルグル回るサーキットのように場を工夫しています。
担当の先生も出来るかぎり一緒に活動に参加して子供たちのやる気を後押ししています。
足を交差して、逆交差と連続ジャンプのたびに、手の動きも変えてリズミカルにジャンプしています。
これは、リズムトレーニングというものですが、太鼓と同じで全身運動です。
上肢・下肢のコーディネーション力が鍛えられます。
はじめは、うまく出来なくても、やろうとすることで脳に刺激が伝わり、次第にできるようになります。
リズム感がよくなれば太鼓も上達していくと想定し、
基礎感覚を養うことをねらいとしています。
どんな活動でも、...
3月6日,アイスプロジェクトの小助川さんを講師に,東川の家具作りの仕事や,ものづくりを通して森について学ぶ体験教室を行いました。
<しおり作り>家具作りで出た半端な木を使って,しおり作りをしました。
まず,木をのこぎりで切ります。
次に紙やすりで木の端を薄くします。
さらに紙やすりを細かいものに変えて,全体にかけます。
ひもを通す穴を空けてもらい,さらに細かな紙やすりをかけてつるつるにします。
最後に、家具に使ったときに余った皮で作ったひもを通して出来上がりです。
<熱中する子供>
しおりの1つはその時間に仕上げました。
もう1つは持ち帰って家でやってみようということになりました。
みんな,夢中で取り組みました。
森から切ってきた木の命を大切にすることを学ぶ貴重な機会をいただき、
ありがとうございました。
授業レビュー<学級担任から>【道徳 特別授業】
22日(木),愛知県の瀬戸SOLAN小学校の渡辺道治先生に道徳の授業をしていただきました。たくさんの先生方が参観している中でしたが,渡辺先生のお話に引き込まれ,集中して取り組みました。
はじめは,いろいろなクイズをしながら,勉強のコツを教わりました。算数のコツでは,「四角形はいくつ?」の問題に正解が出せず,何度も×をつけてもらいながら,「×がついている数だけ挑戦した証拠」とほめてもらい,算数のコツを「間違いの過程を楽しむ」と教わりました。そして,すべての勉強のコツを「できるまであきらめない」とも教わりました。その後,半身不随になっても口で筆をくわえて詩や絵をかき続けた星野富弘さんの話が取り上げられ,詩の一部分を想像しながら,あきらめないでがんばることや感謝の気持ちをもつことの大切さを学びました。
幸せに生きる人生のコツは,「ありがとう」の気持ちを忘れないことだそうです。3月はたくさんの「ありがとう」を伝えたいと思います。
(グラッフィックレコーディング あいであふぁくとりー Sakurai Mai 様)
【子どものノートから】
・いろいろな勉強のコツが知れ...
2/4日、PTA主催のジャンボ一小巻き大会が行われました。
始めにこれまでの取組の動画を視聴しイメージづくりをしました。
その後、会場設置、寿司飯、具材の3つの班に分かれて、準備作業を行いました。
レシピを確認する、机の配置、具材の作り方、並べ方の段取りを相談するなど、
細かい打合せをして進められていきました。
子供たちも作業のポイントをよく聴いて自分から進んで準備作業に取り組みました。
・「一小」の形に「巻文字」に机を配置し、台紙の上に海苔の下地をつくります。
・12kgの米を二つのガス釜で炊き、炊き上がったら酢と混ぜて寿司飯をつくります。
・きゅうり、かんぴょう、しいたけ、厚焼きたまごを切って順番にトレーに並べる。
そして、1時間半ほどで巻物の準備が整いました。
長机4~5本に長い海苔巻きの材料が並べられていきます。
寿司飯を均等に広げ、きゅうり、たまご、かんぴょう、しいたけ、の順に具材をのせ、
準備完了。
児童、保護者、教職員、卒業生、新一年生や小さな兄弟も含め総勢70名程が4列に並び、「せーの、一小巻き~!」の合図で巻きました。
長い巻物ができると歓声・拍手がおこりました。
ご来賓の第...
進級・卒業にむけて、子供たちが次のステージに向かう姿をイメージする時期です。
1月から始まったスキー授業をみれば、昨年は苦戦していた子が、今年は初めからリフトにのってスイスイと滑走する様子をみて、子供の成長の力に驚かされます。
たった一度の「できる気体験」や「その気体験」がもたらす自信は、次なる挑戦の基礎になります。
各地の学校の取組をみると、心温まる成長のドラマを目にします。
2023年10月、函館の中学校で行われた出前授業についての記事です。
「夢を叶える生き方を学ぶ」投稿日時 : 2023/10/13 校長
https://hakodate-kikyojhs.edumap.jp/
南極を旅した方の講話ですが、学校に招いた背景にはどんな思いがあったのでしょうか。それが気になって学校便りを読んでみました。
10月の学校便りの巻頭には、逆境を乗り越えるエピソードが紹介されていました。
抜粋要約しますと、
中学受験に失敗した子が、両親の薦めで行き先も決めずに単身で飛行機に乗った時の話です。中学生の一人旅を心配したCAが声をかけた折、この旅に出た経緯を一気に語ったところ、「着陸後に最後に降りるように」と促され、案内された先は機長のいるコックピットでした...
近隣でインフルエンザ流行、本校でもお休みがありました。
冬休み前の集会では、健康についてのお話しをしました。
「はいっ!」と気持ちのよい返事がしっかりできる、学芸会で豊かな表現力を発揮した一小っ子の強みを生かしたチャレンジングなストーリー。子供たちの反応も含めて記します。その場を想像しながら読んでいただければ幸いです。
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心を育てる朝会のお話し ~冬休みを元気に過ごすために~「ねこのプリン」って聞いたことがありますか?(1人の子が反応しました)想像してください。お皿の上にのっているプリンがねこの形をしています。そのお皿を揺らすとプルプルとゆれるのです。その姿が「かわいいー!」と、今、大人気だというのです。 私はネコが好きです。ねこを飼ったことがある人はいますか?(数人が挙手)ネコをなでると気持ちがよくなりますね。他に、犬、うさぎ、ねずみ、鳥とか、さわったことがありますか?(大半の子が手をあげます)動物をさわると元気になります。それはさわることで愛情のホルモンが出るからです。1人暮らしの人がネコや犬を飼う人がいま...
R6.2.22 東川第一小学校 地域連携研修のご案内
令和5年度も、残り実質2ヶ月となりました。
本校では、重点目標「優言実幸」をめざして、子供の自己肯定感を育む言葉かけペップトークやマンガ思考、演劇的手法など、自尊感情・自己決定・コミュニケーションを育む活動を授業や日常の教育活動に取り入れています。
「学校評価アンケート」「自分アンケート」などで子供の成長をみとり、改善の成果があらわれてきました。
11月の道徳授業交流では教員研修、12月参観日では道徳授業公開、Globe授業の公開、他校への授業参観・視察・研修参加など、幅広く「子供が自分と向き合う場」のあり方について考えてきました。
道徳科では、多角的・多面的な考え方、自己を見つめる態度、自分の生き方について考える場を通して、将来の人格形成につながる思考・判断・行動力を育む関わりを重視しています。
生成AI、DX、プログラミングなど、新たな時代を生きる最新の動向への対応も視野にいれつつ、
不易な部分として、これからの「よのなかの生き方」について、
自分の頭で考える習慣をつけることが何よりも大切だと考えております。
これからの授業づくりを考える機会として、
今...
令和5年度 地域連携研修 公開授業・講演会 開催要項
「考え議論する道徳授業と学級づくりの原点~心を育てる語り~」
<研修テーマ>個別最適な学び&協働的な学び~「マンガ思考」を活用した振り返り~
<概要>講師の渡辺道治氏による「考え議論する道徳」の公開授業、授業を支えるBBQ型学級づくりの原点「心を育てる語り」の講演をもとに、個別最適な学び・協働的な学びのあり方について考える対話的な学びの研修会です。
日程:令和5年2月22日(木)12:30~15:30
会場:東川第一小学校(上川郡東川町西10号北24)
講師:渡辺 道治氏(瀬戸SORAN小学校教諭)
主管:東川町立東川第一小学校 連携校:南富良野町立南富良野小学校,士別市立上士別小学校
後援:北海道教育委員会上川教育局 東川町教育委員会
内容:<12:30~受付>
(1)12:55~13:40 公開授業(3・4年生 道徳科)
授業者【渡辺 道治氏(瀬戸SORAN小学校教諭)】
(2)13:40~14:10 移動・休憩<個別最適な学び研修>
マンガ思考振り返り・QA記入・CCカード体験
(3)14:10~15:10 講演 <対話的な学び研修>
...
12月19日、東川養護学校の低学年の子供たちが来校し、一緒に遊びを通して交流を楽しみました。
1年生~3年生は、この日に向けて、一緒に遊ぶお店づくり自分たちで工夫して準備してきました。
看板、お店に来てもらってから遊び方・ルールの説明、遊びが終わったあとのスタンプシールなど、どうやったら楽しんでもらえるかを何度もシュミレーションしていました。
開会式で、2年生が、はじめの挨拶をすると、子供たちから「拍手」が起きました。
校長挨拶では、最初にクイズ。
「はじめの挨拶の後に手をたたきましたね。それを何といいますか?」(拍手)
その後、ようこその気持ちをこめて「拍手」、次に、仲良くなるためにエアーで「握手」をしました。
そして、みんなで仲良く遊ぶために、「空気の玉」でキャッチボールをして遊び、「一緒に楽しみましょう!」(おー!)と、ペップトークで背中を押しました。
3つのグループに分かれて自己紹介した後、体を動かし手を合わせながら歌をうたって交流を楽しみました。
そして、いよいよ、子供たちが用意したお店が開店。
養護学校の子供たちが思い思いの活動を全身で満喫する様子、一小っ子が優しく案内する姿、...
東川町の子供たちが一堂に会する交流の場「音楽の集い」が開催されました。
インフルエンザ罹患で参加みあわせなど各校ともに影響がありましたが、参加した幼児センター・一小・二小・三小・東川小の子供たちが元気に器楽演奏や合唱を披露しました。
一小っ子はトップバッターとして、学校を代表して高学年が「疾風」を勇壮に奏でました。
その後、全校児童で「TOMORROW」を唄いました。
PTAから寄贈いただいた一小太鼓40周年記念Tシャツがカラフルな華やかさで合唱に彩りを添えました。
大きな体育館のためか、声量は控えめではありますが、美しいハーモニーが会場に響き渡り、大きな拍手をいただきました。
舞台を降りて席に戻る子供たちのホッとした表情が微笑ましかったです。
その後、各校の合奏・合唱は、それぞれ曲調の表現が素晴らしかったです。
聴くときには、手拍子をする、体を動かして踊りだしそうな子もいて、音を愉しむ様子がうかがえました。
また、演奏が終わるたびに盛大な拍手と歓声もきこえてきました。
最後に、東川小学校スクールバンドの伴奏にあわせてBlieveを全体合唱しました。
木管・金管楽器を主体にした豊かな音色に聴き惚れるような前奏...
後期たてわり班活動がスタートしました。
新チームが決まり、今後の活動への意欲づけをするために、
「心のキャチボール」をテーマにワークショップを行いました。
朝のチャレンジタイムは15分間です。
登校した子供は次々とスマイルルームに集まってきます。
3つのチームが車座になって、活動スタート。
「おはようございます!」(おはようございます!)
「挨拶をなげたら、挨拶を返してくれたよね。」
ボールを投げたら、ボールが返ってくる、こういうのを何というかな?
(キャッチボール)
「では、投げているものは何かな?ボールじゃなくて、漢字一文字が入る。」
(声)
「それ、正解。」
とっさに、演劇的手法を活用して、「あ」を言うワークを入れました。
(びっくりして、「あ!」)
(かなしそうに、「あ~」)
(100円拾った!「あっ!」)
手を上げる、頭を抱える、指をさす、動き回るなど、瞬時に反応する子供たちの表現力はなかなかのものです。
「今やったのは声ね。今まで、楽しい活動をたくさんしてきました。リトミック。音楽にあわせて体を動かす。太鼓も同じです。」
「今日やるのは心。心をなげかけて心を受け取る、それを体で体験します。」...
工事で体育館が使えない中、初雪がとけたグラウンドでサッカーをするなど授業を工夫しています。
11月16日の中休み、全校でのパワフルタイムが行われました。学芸会の取り組みもあって、2ヶ月ぶりの開催です。
パワフルタイムは月に1回程度、体力テストの種目を行うなど、定期的に体の状態を把握できる機会を設けて、運動習慣の意識づけをしています。
今回のメニューには、その分析から明らかになった課題の1つである”柔軟性”を養う内容を取り入れ、
町からスポーツ指導者を招いて、15分間のポイント練習を行いました。
講師の中川さんは、スポーツクラブや高校の部活動などの運動指導もされており、多様な経験を生かして、短時間の中でも効果を高める運動プログラムを用意してくださいました。
子供たちにとっては、自分の体の変化を体感し運動習慣づくりに向けた”やる気”を高める機会となりました。
また、教師陣にとっては、運動指導の基本を学ぶ機会にもなりました。
その基本の流れを抜粋し、写真を入れて解説します。
(実際に体を動かしていただければ、その効果を体感していただけることと思います。
かなり効き目があるので、体に無理のない範囲でお試...
今年春に開校になった福島県大熊町の「学び舎 ゆめの森」にて、マンガ思考でお世話になった寺田彩乃さんが授業をされたとのお知らせをいただきました。
【日々の記録】漫画で自分の気持ちと向き合う
そのページで紹介されていた学校は、幼稚園、小学部、中学部まで共に学ぶ空間がデザインされています。
ブログを読んでいると、演劇に取り組んでいる様子も紹介されています。
子供が毎日ワクワクして学び、支える”おとな”も微笑みながら成長の姿を応援する様子を想像します。
今、本校で起きている現象も、この学びと通じる部分が多々あります。
学芸会で披露する演劇では、
普段はみせないような台詞や演技をみせる子がいます。
学芸会になると、人前で話をする、コミュニケーションをとるのが苦手な子が活躍することがあります。
それは、普段、本来の姿を発揮してなかったということかもしれません。
演劇的手法を取り入れた対話は、他者目線で自分自身をみるなど、これからの学びに必要な資質を身につける環境をつくるものです。
しかしながら、これまでの日本の教育を振り返ると、
大人の言われた通りにする、成果・正解を最短で出すことを重視しすぎた...
マンガ思考を低学年でも実践しました。このクラスは、マンガ思考のやり方を直接習っていません。
職員研修で学んだ担任が、これまでの中学年、高学年の実践をもとに、アレンジしたものです。
内容は、10/18全校音楽の出前授業の振り返りです。
年3回の授業で学んだ思い出が込められた内容です。
授業が終わった後も、教室からノートをもってきてサインをもらう姿がみられました。
今の自分の顔からは、喜びがあふれています。
ウサギからは決意を表情がみてとれます。
マンガで心の動きを表現することは、子供の発達段階にあった方法という実例です。
目、口、だけでも表情は表現できることを伝えると、日常の振り返りで習慣化すると思います。
☆子供の振り返りにみる視覚化・言語化のメリット☆
「ほめ言葉をもらったから、学芸会でもアドバイスされたことを生かしたいです」
音楽を通してコミュニケーションを交わした後の「言葉のキャッチボール」です。
講師からかけられた言葉を自分で文字に表すことは、
記憶の定着になり、前向きな行動化や自信にもつながっていくことと思います。
授業後、木村さんが10/1東川ペップトーク講演会を聴講された話をされ、
「...
10/18木、”まーちゃん”太鼓教室の最終回。
初めての出会いから、約半年。
1回目、演奏の楽しさを味わうこと。
2回目、一緒に新しいフレーズを練習したこと。
その後、自分たちで曲づくりを工夫してきたこと。
子供たちと支える先生たちの様々な思い、
たてわり班で取り組んできた練習の成果が、新曲の中に織り込まれています。
「滝にかかる虹」という創作曲を披露する初めての本番です。
冒頭、先生から、送り出しのペップトーク。
「学芸会にむけて演奏を観てもらってアドバイスをいただきましょう。心の準備はいい?」
しなやかに頷く子供たち、凜とした空気の中、
6年生3人と、スタートのたてわり班が太鼓の前に並びました。
「そーれ!」で勢いのある音が奏でられ、
合間に、「ドン(せいっ!)ドンドンドン(せいっ!)」とかけ声が入ります。
最初のチームが終わると、6年生3人が間をつなぎます。
その出入りの様子をみて、3人のリーダーたちはニコニコと笑みを浮かべています。
(うまくいっているぞ・・・)
次のチームがそろったところで、バチの合図で2ndのメロディーが入ります。
「せーの!」
チームによってリーダーの合図も変わります。
2...
他所の地域で起きていることは他人事ではないと感じます。
研修などで全国各地の方々とお会いする時、同じ悩みや課題を抱えていることがあり共感することが多いです。
関西の仲間から、素敵なお便りのお知らせがありました。
それは、京都市の校長先生からのお便りでした。
紐解いてみると、 京都市PTA連絡協議会から寄せられたメッセージをうけての言葉でした。
先生への感謝を込めて ~10月5日「教師の日」に~
(抜粋)
先生方は、ご自身の体調管理や日常生活もある中、子どもたち一人ひとりに気を配りながら、懸命に感染対策を施し、毎日の授業はもとより、修学旅行や運動会等の学校行事を実施してくださいました。子どもたちの学校生活が少しでも充実するように、最前線で奮闘してくださり、感謝と尊敬の気持ちでいっぱいです。当たり前と思っていた子どもたちの学校生活が、先生方のおかげであることに改めて気づきました。
これに対して、鎌田校長先生は、肯定的な言葉でペップトークの学びから得た実感を語られています。
素敵なメッセージから我々が得たもの
(抜粋)
よく読むと京都市PTA連絡協議会様よりいただいたメッセージはまさしくペップトークそ...
<音楽で世界を旅する歌手の出前授業2nd.@う〜みさんの生き方に学ぶ>
高学年の授業では、うーみさんの歌の背景から、生き方を学びました。
「みんなの太鼓が聴きたい。やってくれる?」
(おおお!やったーーーーー!ジャンプして喜ぶ高学年)
はじめてお客さんの前で披露する、制作中の「創作太鼓」を演奏。
演奏が終わったとたん、
「みんな、あたまの中どうなってるの?」
と驚愕するう~みさん。
「もう本当に感動した!じゃあ、う~みも”感動返し”だ。」
(どっかで聴いたなこの台詞・・・)
やりたかったことができなかった学生時代。
お母さんと仲が悪かったのはなんでだと思う?
そっくりだったんだね。占いから、数字まで。
そしたら、お母さんが難病にかかって、その大世話をさせてもらった。
やってみたら、すごく嬉しかった。
お母さんが病気にならんかったら、お母さんの手に触ることも、抱き合うこともなかった。
私は、こんなにお母さんのことを好きやって。
子供は自分が1番じゃないとダメと思う。
お母さんは、言いたいことも含めて、39(サンキュウー)の日に旅立っていった。
5年といわれたのに、8年も生きた。
今できること、いた...
<後期始業式・セレモニー@う〜みさん出前授業>
ドラマチックな幕開けとなった後期の始業式のあと、プロ歌手による出前授業。
全校児童は笑いの渦の中で、心を開き、自己発揮!大人の心に感動をもたらす歌声を披露!
その授業とは・・・?
アフターライブのはじまり、はじまり、はじまり~~~~~(拍子木)
今日はハワイから来ました!(えー!)
日本も世界でもいろんなところで歌ってるの。
初めに、この曲わかるかな。
わかったら、「わかった」とか言わないで、心の中で返事してね。
♪~ピアノが流れる・・・(突如、演奏やめて、)
「ちょっと待って、顔に出てる!」(大笑い)
そうよ!「千と千尋の神隠し」。
今、聞いた曲はこの映画の中で1箇所しか使ってない。どこだと思う?
(子供たち口々に映画のシーンを語る、混線通話のような対話が続く・・・)
そう、お地蔵さんみたいなものが出た時、
千尋がやばいって!なんとなく嫌な予感がしたんよ。
そういう感覚ってある?
(あるある!)
私もある。全然知らないアメリカの道でざわっとした。
そしたら、そこはスラム街だった。
でね。この曲が流れるときに、キーワードが出てくるの。
今度、映画...
2023年、一小太鼓の活動は新曲への挑戦を目指しています。
4月から、朝、たてわり班で太鼓活動を始めました。
三宅島太鼓をモデルに横打ちに挑戦。足幅を広げて、姿勢を低くして打てる体づくりをすることがねらいです。
建物の基礎を作るように、「足場固め」が大切です。
そして、使っていなかった大太鼓・和太鼓を含めて19台の全ての太鼓で、全員で太鼓を叩く体験をしました。
ここまでが、第1段階。ギア1
次は、たてわり班で創作に挑戦です。
ドラマーの木村正人さんに南米の太鼓などの多様なリズムを習い、自由に打つ体験をしました。
そして、チームに分かれて曲を打つ活動を始めました。
これを元に、40周年記念出前授業で北海若衆太鼓のメンバーの力を借りて、勇壮な演奏を聴き、一緒に創作活動を体験しました。
たてわり3チームに分かれて、それぞれが曲作りを通して、
心で打つ、声を出す、構え、など、仲間と共に創り上げる楽しさを味わいました。
この経験をもとに、町のお祭りでは、これまで長年取り組んできた3曲を編曲するアクションが生まれました。
その成果を町のどんとこい祭りで披露することができました。
また、第一自治振興会のふるさと祭りでは...
綺麗になったスマイルルームに足を踏み入れると、3年生以上の子供たちがニコニコ笑顔で、
「こんにちは!」
と元気な挨拶で迎えてくれました。
それだけで、すごい!と思いました。
演説会で語られた
立候補者の「公約」です。
会長「楽しい企画をいっぱい考えて、皆さんの笑顔を見れる学校」
副会長「みんなが良いあいさつをできるようにして学校全体を明るくしたい」
書記「悩みなどを解決、全校遊びを行って、笑顔であふれる学校」
それぞれのアイデアは異なります。
共通しているのは、
「笑顔で明るく楽しい学校」
です。
「優しい言葉で幸せが実る〜優言実幸〜」
を叶える活動をしっかり考えてくれています。
前期の児童会でつくった「ありがとうメッセージ」の掲示版には、
お互いを認め感謝を示す言葉であふれました。
後期の役員を中心に、日々の活動を大切にして公約を実現してくれることを願っています。
持久走記録会に向けて、生涯学習課から2名の講師を迎えて体育の出前授業を行いました。
昨年は運動会の全校リレーと2回の教室を行いましたが、
今年は持久走に特化した内容を、主体的な態度を育成する観点から、日常のトレーニングに活かすという新たな視点を踏まえて指導いただきました。
初めに、講師の中川さんが問いを出しました。
「長く走るにはどうしたらいいかな?」
(歩幅を広くする)
それだと、太もももの筋肉をたくさん使うのでつかれてしまう。
そこで、小さな歩幅で、1、2、1、2と走る。では、練習してみよう。
フープの中で、1、2と2歩ずつステップを踏みます。
コーンを目安にスキップ、そのまま太ももをあげてリズミカルに進みます。
<励ましの言葉かけ>
講師のアレックスさんは、子供がチャレンジするたびに、
「ナイス!」「すごい!」と声をかけてペップな言葉かけをする、
戻ってくる時にはハイタッチするなど、
練習の過程や前向きな態度を認め、励ます、関わりをされていました。
最後に練習したことを活かして、3周走りました。
<授業のまとめ>
振り返りでは、学んだことを今後に活かそうと考える子供の姿が見えました。
<授業...
夏休み前、最後の全校体育は、北海道唯一のSAーYA(せーや)さんによる「STANDダンス」の出前授業でした。
7月には、富良野市、旭川市の小学校でも授業をされたそうです。
今回の授業は、北海道内の学校への出張授業を提供する会社からダンサーを派遣していただきました。
各地で、”ダンス”を通じて自己肯定感や自己実現する力を育もうと、子供たちに楽しい授業を工夫する先生方や外部サポーターの尽力されていることを、とても喜ばしいことと思います。
また、他の有益な情報やプログラムを開発・提供いただける企業やNPOなどの団体、教育委員会や地方自治体などの後押しのおかげで、子供たちの健やかな学びを支える授業改善や教育課程の充実が図られることについて、心から感謝しております。
さて、授業は「ヒップポップ」と言われるダンスの発祥・歴史の紐解きから始まりました。
自分のことを理解してもらうためのアピールとして、
伝えたいのは「愛」というメッセージ、
そして、ダンスを通して、感動が伝わったエピソードなど、
ダンサーとして生きる道を選び、
長年、ダンス講師として活動していることをお話していただきました。
そんな生き方に触れ、素直に...
7月15日、一小太鼓の出前授業は、ドラマチックな幕開けとなりました。
一小太鼓の立ち上げに関わり尽力された第61回卒業生(昭和35年卒)の方が来校されました。
新曲に挑む子供の活動の様子をみて、
「“素晴らしい!“の一言に尽きる」
とエールをいただきました。
一小っ子は、練習してきた3曲を演奏し、ゲストと保護者・地域の方々を迎えました。
ゲストには、昨年の地域出前教室に続き、北海若衆太鼓19名の打ち手が躍動!
教室のオープニングは、「新」(あらた)という曲を披露され、“心で打つ“音を響かせました。
冒頭は、太鼓を打つ基本的な心構えを教えていただきました。
「いい音を出す土台をつくる」という足袋をはく意味も学び、
7月1日に初めて足袋をはいて演奏した「音楽行進」での発表体験とつながりました。
それから、たてわり3班の創作活動に一緒に入って”声を出してリズムをあわせる“などポイントを指導いただき、それぞれが新曲を発表しました。
その前には、6月、7月と2回に渡って、木村正人さんの演奏指導による基本リズム・節づくりで創作に向かう下地ができていました。
また、4月から、たてわり班の活動に全職員が関わり、異年齢で...
朝早から、まーちゃん(木村正人さん)が来校、太鼓やドラムの搬入をしているところに、「おはようございます!」と1・2年生が元気に挨拶をしてくれました。
その後、自分たちが使う太鼓を並べるお手伝いをしていました。
2回目の授業テーマは、「ふしづくり」です。
東川第一小学校は”創作太鼓”に取り組んできた40年の歴史があります。
これまで、地域の太鼓チームの方々に指導を受けて節目ごとに創作した曲を、子供たちが先輩が後輩に教え伝え、現在は3曲を継承しています。
今年は、子供たちが運動会でつくったテーマ、
「応援」できる!
「協力」できる!
「挑戦」できる!
をもとに、心を一つにしようとたてわり班で創作への取り組みが始まりました。
冒頭は、まーちゃんの模範演奏を聴き、基本となる節を教えていただきました。
基本リズムを何度も何度も叩いて、体が自然と動くまで頑張って練習しました。
休み時間、まーちゃんの周囲に集まる子、個人練習をする子、
たくさんの音が交錯する賑やかな体育館には、
普段から太鼓を遊びの一部として親しんでいる子供の姿がみられました。
木村さんを招致したコーディネーターにも授業参観いただきましたが、
「休...
全員元気で朝食会場に集まりました。昨夜は、プールで遊んでお風呂に入って、ぐっすり眠れたようです。デザートにはアイスを数本ほおばるなど食欲も旺盛です。
そして、目線は上向き、エレベーターの上下する様に釘付けになっていました。
朝の身支度もスムーズにでき、予定通り進行しています。
退所式では楽しい思い出ができたことに感謝とお礼を伝えました。
また、思いがけず、ホテルの方からお土産をいただき、喜んでいました。
小樽水族館へ向け、車内では三小担当バスレク、「キャラ当て3ヒントゲーム」「イントロクイズ」などで賑やかです。
水族館に到着。
班ごとに見学に向かいます。
イルカショーでは、歓声と拍手がわきました。
昼食はカツカレーを完食。
午後からは制作体験。
砂で模様をつけるサンドブラスト、ホビー用のルーターで直接ガラスに描くグラスルーティング、
小さいガラスを貼り付けるフュージング、
とんぼ玉の中からやりたいものを選択。
集中して作業に取り組み、
1時間程度で完成しました。
その後、小樽運河周辺でグループで散策しました。お目当てのお店を訪れ、お土産を買うなど、短いひと時を楽しんでいたようです。
時...
早朝から、5・6年生が修学旅行に出かけました。保護者の皆さんに見守られながら、子供たちの表情から小旅行で冒険するワクワク感が伝わってきました。
行きの車内は一小担当のバスレクで盛り上がりました。
途中工事で高速道路が普通区間があり、15分遅れで到着。
道中の雨も上がり、曇り空の中、開拓の村を見学しました。
班ごとに仲良く協力して様々な体験活動を進めています。
以前見学に来たことがある子もいたようですが、大半は初めてのようです。
鰊番屋で炉端を囲む、印刷体験をするなど、当時の様子に思いを巡らせました。
昼食バイキングでは、焼肉、寿司、揚げ物、デザート、よりどりみどりで満喫していました。
率先して肉を焼いておもてなしをする子が、家でよくやるんだよと教えてくれました。
また、綿飴も自分で作るサービスもあり、行列ができていました。
ラーメンをゆで方など、互いに情報交流する様子も見られました。
エネルギー補給した後、円山動物園に向かう車内は、マジカルバナナなどの遊びや歌声などで賑やかです。
動物園では各校合同チームで見学しました。
計画をした順路を考え時間を守って行動できました。
ゾウの展示施設で...
たてわり班で練習してきた音読を班ごとに披露しました。
『話す聞くスキル3』にある教材文を使いました。
A班「七色とうがらし(口上)」
(京都は東山・三年坂を下ってまいりますと、かどに七味屋さんがございます…)
B班「花いちもんめ」
(勝ってうれしい花いちもんめ 負けてくやしい花いちもんめ…)
C班「自己紹介」
(私の名前は田中たつやです。去年は2年1組でした。…)
全学年が一斉に読むことを考えて、簡単すぎず、難しすぎず、程よいモノを選んだようです。
どの班も、基本の「追い読み」で披露しました。
声を揃えて、発表することができました。
3班の発表の後は、全校音読にチャレンジしました。
教材文は、『話す聞くスキル2』にある
「はるのさんぽ」(まど・みちお)です。
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どこも かしこも いちめんの なのはな レンゲソウ
ほら あそこを のそり のそりと ウシが あるいているでしょう…
…
のそり のそり のそりと
はるの さんぽに
でかける ところですよ…
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初めに先生がリーダーとなって「追い読み」をしました。
読み方を変えるとリズムも変わり、手振りをつけたり、場面に合わせて読みを工夫する様子も見...
6.13文化芸術による子供育成推進事業(芸術家の派遣事業)①を行いました。
全3回の出前授業では、太鼓をつかった創作活動を継続して行うことを意図しています。
講師は世界を旅する打楽器奏者木村 正人さん(愛称 まーちゃん)
今回の授業で子供たちが得たものは、
【思考アップデート!】です。
全校児童26人は、はじめて、同時に19台の和太鼓を叩きました。
「たてわりホーム」の活動は、ここにつながるように仕込みをしてきました。
年齢差関係なく、同じリズムを叩く場を創ったのは、心を一つにするためです。
一小太鼓は学年ごとに練習し発表する。次の学年に教えるときに交流するというのがこれまでの流れでした。
しかし、30周年のビデオをみたときに、驚きました。
学年の枠をはずして、すべての太鼓を使って子供たちが一同に叩いている姿。
それは、今、失われていました。
それまで3つの大太鼓、スネアみたいな音のする小さい太鼓は眠っていました。
先週、金曜夜、一小太鼓の地域サポーター「からだげんき太鼓サークル」に参加した大人4人で大太鼓をギャラリーから降ろしました。
大太鼓が使われなかった理由は、
人数が減ったこともあっ...
6月15日、日本初!の「ペップ」 ✕ 「プログラミング」 の出前授業を行いました。
2つのかけ算で、どんな授業ができるかワクワクして心待ちにしていました。
授業のクライマックスは、
落ち込んでいる「たけっちょくんロボ」を応援する言葉を考えて、
その言葉をプログラムする場面です。
子供たちの「前向きな思考」のスイッチが入りました。
最後にロボが顔を上げて元気になると、歓声があがりました!
傍目でみれば、
ロボットを動かして遊んでいるだけなのですが、
そこには、人を励ます”応援文化”が育つ、精巧な仕掛けがありました。
デジタルだからこそできる良さを生かして、
人が本来持っている優しい心、
人のためにできることを考え、行動に移す、
豊かな感性が育つ「ペップログラミング」に子供たちは釘付けになりました。
略して、「ペップロ」。
講師の松井先生は、上川町のアカデミックプロデューサーをされていて、
プログラミングに精通しているだけではなく、
ペップトークも深く学んでいる方でした。
子供たちに授業をする方は、皆さん、
誰かを励ましたい、勇気づけたい、人の役に立ちたいと思う方々です。
自ら進んで学ばれた前向きな行動...
6月8日、「たてわりホーム」の朝活は、初めてリトミックにチャレンジしました。
講師の先生が、
「リトミック、やったことある人?」
と聞くと、なんと!一人も手が挙がりませんでした。
幼稚園・保育所では経験していると思うのですが、名前を知らなかっただけだと推察します。
<講師 おとらぼ 戸田 佳代子さん>~普段は幼児、親子、高齢者など幅広くリトミックを指導されています。
※おとらぼのリンクからは高齢者の施設での多世代が集う演奏交流が紹介されています。(旭川ケーブルテレビ ポテトで放映された内容です。)
ピアノがなると、リズム打ちが始まりました。
音が止まると手拍子を止めるルールです。
うまく止められずに、ニコッとする様子をみると、
(あっ、しまった)という心の声が聞こえるようです。
たてわり班に分かれて、2人ペアをつくります。
両手をあわせてポンポンと手をあわせますが、痛くないように優しく手をあわせます。
ギャロップであちこちへ移動します。
ぶつからないように、周囲を気遣う姿がみられました。
音が止まると、その場に止まる。
途中で、音に合わせて「座る」、「ジャンプ」も入ります。
子供の動きをみながら...
6月3日(土)時折、小雨が降る中で運動会を挙行しました。
3年ぶりに地域種目を復活、親子3世代が楽しむ場をつくる”夢”が叶い、
子供、保護者、地域の皆様方から喜びの声をいただきました。
みなさまのご協力・応援に心から感謝申し上げます。
<PTA会長 様 ご挨拶>
<応援合戦>
<運動会テーマの連呼>「協力、できる!応援、できる!挑戦、できる!」 <1年生 選手宣誓>
<シニア種目「夢いっぱい水いっぱい」>
<ヤング種目「トングでキャッチ」>町長 様 、教育長 様、消防団の方々も参加されました!
※パンは東川町「まめやさん」にご提供いただきました。
<幼児種目「走れ!ちびっこ」>
<優言実幸>全校リレー本番前、仲間を励ますペップトーク
「協力!できる!応援!できる!挑戦!できる!」
<仲間を信じる、自分を信じる、華麗なる”前向き”バトンパス>
<同点、両者優勝!>
<第一自治振興会長 様 万歳三唱>
<子供たちの決意を表す”モニュメント”が教室に飾られていました。そこには、どんな前向きな言葉が記されているでしょうか?それは、最後まで記事を読んでのお楽しみ・・・>
5/31運動会の総練習を行いました。
子供たちは、互いに声をかけあい、練習を楽しんでいる様子でした。
開会式では、大リーグの有名選手、人気アニメのキャラも登場するなど、
気合いが入ってノリノリで応援していました。
実行委員会の仕事をテキパキとこなし、
他学年の種目で保護者・地域の方々の代わりに進んで参加するなど、
協力して運営していました。
最後の全校リレーでは、スーパープレイが出ました。
それは、バトンパスの瞬間です。
前走の子が近づいたのを確認した後は、後ろを振り返ることなく、真っ直ぐに前方だけを見てスタートした子がいました。
運動会前日の朝、たてわり班で集まった折、
見事なバトンパスを成功させた4年生ペアにインタビューしました。
バトンを受け取った子に聞きました。
「どうして、後ろをみなかったの?」
(前を向かなかったら、うまくとれないような気がしたから)
バトンを渡した子に聞きました。
「何か考えていたの?」
(何も考えて...
自己肯定感を育む、授業・研修を進めています。
1 「自分づくりアンケート」の分析結果から~ペップトークによる☆思考の言語化☆
昨年11月、今年5月、2回のアンケートを比較した結果、
ペップトークを活用した授業を行うと、子供の心に内的変化が起きることが明らかになりました。
<分析方法>
本校は少人数のため、個別の変化を見取ったほうが効果の度合いが掴みやすいと考えました。
そこで、個別に内容比較をした結果、2回目に数値が上昇した事例が多くみられました。
<3つの観点>
A:自尊感情・自己受容・自己効力感
B:関係の中での自己(自己有用感)
C:自己信頼・自己決定
<集団全体の結果>
全体の傾向は、2回とも満足度が高い状態でした。(各項目4点満点)
<個別の傾向分析>
第1群はABC3項目ともに上昇がみられたもので8.6%。
第2群は1~2項目で上昇がみられたもので26%。
第1群、第2群をあわせて34.6%の上昇がみられました。
(第3群:変化なし47.8%、第4群:下降17.3%) ※分析対象23名(アンケート2回実施)
<考察>
つまり、「日頃から、よい言葉を使う大切さに気がつかせる」、「前向きな言葉で、思...
「フォームが美しい」、「以前、外部講師を招いて練習をしていた」
運動会練習の後、子供の走力について、職員室で話題になりました。
昨年6月、まだコロナ状況下でしたが、
運動会前に「走り方教室」の出前授業を行いました。
講師の2人は、クロスカントリースキーで鍛えた筋金入りの足腰の強さを体現しました。
その走りに圧倒された子供たちは、本番さながらの盛り上がりでした。
<アーカイブ>「走り方教室」:「子供の問いから特別授業へ」
こうしたドラマには、要所で先生の関わりがあります。
例えば、リレーの練習で休む子がいるときは、かわりに先生がバトンをつなぐことがあります。
また、休み時間には子供と一緒に遊ぶ先生もいます。
情報を整理する、協力者を依頼するなど、陰でサポート役となる方もいます。
多くの支えがあって、小さな積み重ねが実を結びます。
日常から体を動かすことを楽しむ環境づくり、習慣化することが大切です。
休み時間、グラウンドで、気持ちのよい光景を目にしました。
スタートラインで両手をつき、
終わりのチャイムの合図とともに、
スタートダッシュをして、全速力で戻ってくる子がいました。
「なかなか、いい...
「どうやったら連続でできるんですか?」
二重跳びを練習していた子が質問してきました。
授業ではなく、休み時間に聞いてきたのです。
本校では、「パワフルウィーク」という名称で全校で体力づくりを行っています。
ウィークとはなっていますが、実際には、木曜日の中休みだけ参集します。
様子を見にいくと、クラス毎に縄跳びにチャレンジしていました。
カードに挑戦する種目と回数が示してあり、それをもとに子ども同士で見合って練習をしています。
6年生の中には30回以上、二重跳びに成功している子がいました。
下の学年の子はその様子を遠巻きにみています。
すると、
二重跳びを練習していた子が質問してきました。
「どうやったら連続でできるんですか?」
そこで、縄の回し方と、リズムの取り方の二つの練習方法を伝えました。
ほんの1分程度の時間です。
この時間を創り出したのは、質問した子ども自身です。
授業では、活動内容と目標を教師が示し、そこに向けて活動させ、達成できるまで努力を促します。
ある意味、強制力が伴う、他律的な営みが授業です。
はじめは仕方なくやっていても、できないことができるようになるのは達成感や満足感が得...
5/12、「ほんの森」の職員の方が来校され、
1・2年生の教室で「ブックトーク」を行ってくださいました。
なんと、東川町では『マイブックマイトーク事業』として、新1年生には1冊絵本がプレゼントされるとのことで、
その本を選んでもらおうと、30冊の本がフロアーに並べられた様子をみて、
「あの本よんだことある。~がでてきてね・・・」
など、子どもは興味津々の様子。
ブックトークのあと、1年生はお気に入りを本を選んだようです。
「えっ?わたしたちはもらえないの?」
と2年生の子は、去年もらったことをすっかり忘れていた模様。
大人はクスッと笑いをこらえて、ほのぼのとした空気が教室に流れていました。
来校された方は、日本で屈指の絵本文化でまちづくりをしている剣淵町に縁があり、
運良く、剣淵に勤務したことがある教職員と絵本にまつわる話題で盛り上がりました。
絵本の里大賞など絵本作家の方と交流や、
出前授業などで作品の背景に触れる機会を通して、
絵本と出会う体験は豊かな感性を育むことを改めて実感する一日でした。
15日には、朝の時間帯、保護者・地域の有志(ポッケの会)の方による絵本の読み聞かせが予定されてい...
東川第一小学校の校内研修は、月1回の全体会と日常授業をつなぐ「実践的研究」を進めています。
指導案検討に時間をかけるよりも、毎日の授業をすばやく改善することを重視しているためです。
そのほうが、子どもの学びを保障することができると考えています。
4月の全体研修では、”マンガ思考”の実技と、研究の全体構造・年度計画を確認しました。
全体構造図は、「学校経営方針」に基づく「授業改善プラン」が直結する構造になっています。
この整合性を図ることに加え、
「何を」「どうすれば」資質・能力を高める授業になるのか、
実践する「内容と検証方法をシンプルに示す」ことが、
実践研究の質を高めることになります。
もちろん、授業は”生もの”と称されるように鮮度が大切です。
現代的な課題に対する解決手法、ICT活用の方法、教授の基本技術、
そして、最新の「教えないスキル」を活用した授業観をアップデートすることが、
本年度の実践研究の行く末を握ると見通しています。
令和4年度は、上川へき地複式教育連盟中部地区ブロックの公開授業、地域連携研修のオンライン公開研修や他校視察等を通して、各所から様々な助言をいただき、実践的研究と授業改...
25日(火)、たてわりによる「一小ホーム」の活動がスタート。
3チームに分かれて、それぞれの活動、かるた、音読、太鼓で交流します。
今日は何だろうと活動の表示板をみて、
「ああ、音読か!いいなあ」
と会話が聞こえてきました。
麻樹の担当は体育館での太鼓です。初日は、アリ班が来ました。
”熱い、汗が出る!”
子どもと一緒に大人も太鼓を叩いて一日が始まります。
”スッとん、スッとん、スッとんとん”
「太鼓言葉」を言いながら、全身で呼応する、リズムにあわせてコミュニケーションをとります。
”横打ち”に初挑戦。初めて太鼓をたたく一年生も見よう見まねであわせています。
2日目は28日、CCレモン班がきました。
次々と集まって来る一人二人と増え、体育館を走ってアップ。
全員そろったところで朝の挨拶をして本活動が始まります。
今日、挑戦する基本リズムを一緒にたたいてみます。
そして、自分の体の動き、人の体の動きを比べます。
体幹がしっかりしている大人の体の動きを見て、
「手が伸びている」「バチが上に上がっている」
と気がついたことを発表しています。
自分で発見し、その気づきを生かす場面が生まれます。
基本フレーズを組み...
26日、3・4年のクラスでは、Zoomを通して
マンガ思考
の出前授業を行いました。
講師の寺田彩乃さんは、ご自身の経験から独自の思考ツールを開発されたそうです。
具体的には、自分の感情をマンガのキャラクターにして表現するというもので、
そのキャラをみつめることで、自分自身の感情の変化をメタ認知し、自己コントロールができるという優れものです。
自分の中にあるいろいろな気持ちは、研究によれば驚くほどの種類に分類されるそうです。
それらをマンガに表して,自分の気持ちを理解したり,表現したりする「マンガ思考」としてまとめあげたワークシートは、とてもシンプルでわかりやすいものでした。
授業の冒頭で、
「マンガが好きな人?」
と問われると、一斉に挙手する様子から、
子どもたちのワクワク感が伝わってきました。
ワークに示されたお手本をみながら、眉毛や口の形などの表情をマンガで描く、
また、気持ちを書き入れる様子は、実に楽しそうでした。
大画面テレビの前で、自分が描いたマンガの解説を元気よく発表する様子もステキでした。
どの子も真剣に考え,楽しく学習取り組む様子から、
「子どもは自分に興味がある」
「成長したい」
と...
4月20(木)の3時間目(10:35~11:20)に、低温で肌寒い天候ではありましたが、交通安全教室が行われました。
事前に自転車点検を済ませ(樋口自転車店にご協力いただきました)、東川西駐在所所長さん、交通安全協会の皆さんにご支援いただき、交差点信号の横断実地演習および自転車を使用したミニコース練習(ジグザグ・8の字・1本道)と実際の歩道と交差点に出て、安全走行を体験しました。
どの児童も、「自分の命は自分で守る」ことを抱いた真剣な表情で取り組むことができました。
今年度も多くの皆様にご協力いただきながら安全教室を無事に取り組めたことに感謝申し上げます。
(令和5年度から、安全上の観点から町予算で措置され、全小学生がモンベル製のヘルメットを着用しています。)
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